M.Yさん/45歳
【受験回数】3回
【受講講座】行政書士中上級講座アウトプット総合コース(Web受講)、公開模擬試験、
行政法で満点を取るゼミ、記述式書きまくりゼミ(民法編) 【合格年度の学習開始時期】2018年11月
※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。
1.私が行政書士を目指した理由
これまでの職場で、自分の望まない環境の変化に見舞われることが多々あり、そんな中で、「自分の目の届く範囲で管理ができ、責任をもって行える仕事はないだろうか。」と考えるようになりました。そこで何らかの資格取得から始めてみようと思い、調べていくうちに「行政書士」の存在を知りました。資格を取得すれば独立開業につながること、そして間もなく6歳になる姪が知的障害者ということもあり、障害者支援ができるのではないかと考え、資格取得を目指すことにしました。
【伊藤塾を選択した理由】
受験1年目及び2年目は通信講座を受講しましたが、あと少しのところで合格に手が届きませんでした。伊藤塾との出会いは、2年目に受験した公開模擬試験でした。そのレベルの高さと何より解説講義がとてもわかりやすかったので、3年目は最後のチャレンジと心に決め、伊藤塾での受講を選択しました。
2.伊藤塾を活用した私の合格法
【行政書士中上級講座アウトプット総合コース(Web受講)】
講座でインプットしたすべての内容(過去問・答練を含む)を科目ごとにテキスト1冊に集約し、それを繰り返し読み込んで理解するように努めました。「テキスト1冊にすべてを集約する」ことで、限られた時間の中で効率良く学習できるようになりました。
【公開模擬試験の活用】
伊藤塾の公開模擬試験は2度受験することができ、本試験のシミュレーションとして、大変有意義なものでした。丸山講師と平林講師のアドバイスをもとに、試験前に戦略を丁寧に練りました。解く科目の順番と、その時間配分を細かく決めることに重点を置きました。また両講師が言われた「集中力が切れるタイミングで一呼吸おいて、一旦リラックスする。」ことも大事にしました。 2度の模擬試験で自分のイメージ通りに実践でき、良いイメージをもったまま本試験に臨めたことは大きな強みとなり、ペースが多少乱れても、落ち着きを取り戻すことができ、それが合格につながったと感じています。
3.私の合格のポイントと反省のポイント
【合格のポイント】
教材を増やすのではなく、受講した講座のテキストのみを学習の範囲としました。講座でインプットしたすべての内容に過去問及び答練で得た知識をプラスして、科目ごとにテキスト1冊に集約し、それを繰り返し読み込んで理解するよう努めました。通勤や仕事の合間、ありとあらゆるスキマ時間を使って、その反復を1年続けたことが合格につながったのだと思います。
【反省のポイント】
行政法と民法に重きを置いたため、商法の学習時間を確保できなかったことです。他の科目と同じくらい学習できていれば、本試験の択一式でもっと点数を伸ばすことができたと思います。
4.伊藤塾の講師について教えてください
丸山講師と平林講師には、大変お世話になりました。感謝の気持ちでいっぱいです。
【丸山講師】
「中上級講座アウトプット総合コース」をWebで受講しました。Webでの受講は孤独な戦いですが、丸山講師の講座はとても身近に感じられ、苦しい中にも日々の学習が楽しいものになりました。テキストやレジュメを通じて要点を端的に解説され、ただ知識を暗記するのではなく、法律というものを理解することができました。諦めることなく進み続けることができたのは、丸山講師のおかげだと思います。
【平林講師】
「行政法で満点を取るゼミ」、「記述式書きまくりゼミ(民法編)」を受講しました。解説がとてもわかりやすく端的で、頭の中にすんなりと入ってきました。苦手だった民法を強化すべく受講した「記述式書きまくりゼミ」では、理論立てて考えることを習慣化できました。これは本試験の記述式の回答を解くうえで大変役に立ったと思います。
5.最後に
1年という長い期間を、合格するという強い意志をもって戦い続けることは容易ではありません。それを成し遂げられたのは、伊藤塾の皆様のおかげだと思います。受講を通して、法律を学ぶことが楽しいと感じられるようになりました。これは通信講座では得られなかったことです。その結果、諦めることなく前進し、合格を手にすることができました。ありがとうございました。
受験勉強中の思い出
【テキスト】
重要事項や問われ方をテキストや付箋に書き込み、
またレジュメを切り貼りして、
講座でインプットした内容を科目ごとに
1冊に集約し、何度も読んで、
理解するように努めました。
【公開模擬試験記述式の採点】
2018年、 2019年の公開模擬試験を受けた際に、計 4回の試験すべてにおいて、記述式の採点結果を受け取ると、そこにはいつもあたたかい言葉が添えられていました。その言葉に勇気をもらい、本試験では諦めることなく、記述式 3問の回答を書き切ることができました。