T.Mさん/30歳

 

【職業】会社員 行政書士法人事務所(補助者)
【受験回数】3回
【受講講座】公開模擬試験 【合格年度の学習開始時期】2018年12月

※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。

1 私が行政書士を目指した理由

私は警察官の父に厳しく育てられたためか、1円玉が落ちていても交番に届けていました。そんな正義感溢れる子供が社会人になると、「誤魔化す」「指示を無視する」ことを会社から当然のように要求されることに戸惑いを覚えます。次第に嫌気ばかりが差し、転職を考えていたところ、前職でお付き合いのあった行政書士の先生からお話を伺うことができ、「法律」に携わる仕事なら自分が正しいと思うことができるだろうと思い目指すことにしました。
 

2 伊藤塾を利用した私の合格法

学生の時に全く法律を学んでこなかった私が、初めに申し込んだのは、他社の通信講座でした。あまり他の参考書や問題集に手を出し過ぎることは良くないとのことでしたので、伊藤塾さんの公開模試のみ、2017年度から今回合格した2019年度までの3回受けていました。まず初年度は、全くといっていいほど太刀打ちできず、試験間近に大きく自信を失ったのを覚えています。記述も分からない問題だったので、空欄で提出したところ、何でもいいからとにかくマスを埋めた方がいいとのアドバイスをうけました。このあがきこそ合格に必要なものだと今年の試験でも実感しています。また模試に出てきた一般知識のテーマを本番までに1日1テーマ調べました。特に一人で勉強を続けていると、一般知識が疎かになったり、逆に時間を使いすぎてしまったりという問題がでてくると思います。今年はどんな内容が出題されるのか、予想しづらい一般知識のテーマはすべて伊藤塾さんに託しました。本番が近づいてくると、色々な他校の模試を受けた方がいいのかな…と悩むこともありますが、伊藤塾さんの模試を最大限利用できれば、合格に近づくかなと思います。
 

3 私の合格のポイントと反省のポイント

当たり前のことですが、試験の最後の最後まであきらめないことです。あと数点で合格を逃すことが続いていたため、数点の重みをとても感じています。そのために脳を振り絞って、あがいて、答えをひねりだすことが大切です。反省ポイントはもっと早く決心をして、伊藤塾さんの講座を受けていれば、合格が早かったかなと思います。
 

4 伊藤塾の講師について教えてください

今年の試験後、中上級コースに申し込みました。合格していたため、2カ月しか講義を受けることができませんでしたが、森講師の授業は面白くて分かりやすく、なんといっても記憶に残りやすいと思います。これから初めて行政書士試験を目指す方がいたら、伊藤塾さんを勧めると思います。
 

5 最後に

受験勉強の日々は辛いときもあると思います。テレビを見ててもお酒を飲んでも、頭のどこかに試験のことが引っかかってて、罪悪感やプレッシャーに押しつぶされる日々でした。家族にも負担をかけていて、今年こそは今年こそはと自分を奮い立たせました。合格をつかめたのは全て家族の理解とフォローがあったからです。大変だった受験勉強と合格は家族と自分の一生の宝ものです。