酒井俊明さん/42歳
【受験回数】1回
【受講講座】夏期・直前対策講座 【合格年度の学習開始時期】2019年2月
※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。
私が行政書士を目指した理由
いくつかプライベートの事情等が重なり前職を辞めざるを得なくなり、何か新しい仕事を始めるなら自分で事業を始めてみるのもいいかなと考えていたところ、この資格を知り、自分の頑張り次第では独立開業もできるのではと思いチャレンジしてみることにしました。
伊藤塾を活用した私の合格法
私の行政書士の受験勉強は2019年の2月から某通信教育の教材でスタートしました。半年ほど独学で学習を進め、なんとなく試験の全体像は掴めてきたところで、このまま一気に今年合格するためにはもう少し踏み込んだ試験対策の学習が必要だと考え7月から伊藤塾の夏期・直前対策講座に通いました。
「択一式厳選600肢スピードチェツク講義」
初めがこの講義で、スピードチェックというだけあり本当に授業のスピードが速く圧倒されましたが、これまでの独学での学習で理解できているところと、知識が抜け落ちているところが明確に区別できその後の学習がとてもやりやすくなりました。
またこの講義のテキストは要点が整理されてまとめられているので個人的には試験直前まで何度も見直したメイン教科書のようになりました。
「記述式厳選60問スピードチェック講義」
記述はこの試験において配点が大きい分、もし何も書けなかったら・・と思うと不安になる要素が大きいですが、「とにかく的をはずさない」ことと、自分なりにあがいて「しっかり40文字程度埋める」ことを教わりました。本試験ではこれがいかに重要なことかを思い知らされます。
「一般知識等科目スピードチェック講義」
一般知識も基準点以下になることが怖いのでどのくらい勉強に時間を割くかが悩みでしたが、この講座で文章理解に関しては絶対の自信を持てました。政治経済については一見答えがわからない問題も消去法でどう正解の確率を上げていくかという考え方を教わりなんとなく自信がつき、結果、この講座以降は一般知識については情報通信・個人情報保護分野の過去問をやる程度で済ませ、思い切って勉強時間を他の科目に充てることができ良かったです。
「直前総まとめ講義」「本試験直前ヤマ当て講義」
試験一ヶ月前くらいになると緊張感も高まってくるうえ、あれもこれも復習しておきたいなどと焦りも出てきて、結構きつい時期でしたが、もう手を広げる時期ではないと割り切りこの講座でしっかり弱点を補強できればいいという考えで受講しました。
私の合格のポイントと反省のポイント
合格のポイント
行政書士試験はもちろん法律の学習の積み重ねだと思いますが、やはり試験に合格する上では、戦略的に行うべき対策がいくつかあると思いました。
その内のひとつは模試で3時間の試験時間に慣れること。1回目の模試は後半まったく時間が足りず、最後の文章理解は冷静に読めば絶対に間違えない問題を間違えたりしました。そこで私は開始何分までにここまで解く、というタイムスケジュールを細かく決め、問題を解く順番もアレンジしました。これは個人によって正解が違うと思いますが私は民法の択一が一番苦手なうえ、しっかり解こうと思うとどうしても時間を使ってしまうので一番最後に解くことにしましたが、結果的にはこれがうまくいったと思います。
伊藤塾の講師について教えてください
私が受講した講座では4人の講師の方から教わりましたが、各講師のみなさんそれぞれ個性的で面白い授業でした。また他の講師の方もそうなのですが特に森講師の授業は受験に対するモチベーションも刺激され、今年絶対合格したい!という思いが強くなりました。
最後に
1年に1度しかない試験で勉強がつらい時期もありましたが、結果が出れば報われます。将来的に開業するかはこれから考えたいと思いますが何かこの資格を活かしたいと思っています。ありがとうございました。