今回の試験は4回目の挑戦でした。独学で成績はなかなか上がらず、仕事との両立の難しさから心が折れそうになった日々を思い返しながら、合格できた喜びを今噛み締めています。合格できた大きな要因は、出勤前30分～50分を毎朝学習時間として確保し、過去問を繰り返す習慣ができたことに尽きます。過去問の重要性は何度も耳にしていたにも関わらず、アウトプットの習慣を作ることはなかなかできませんでした。ペースをつかんだのは、模試で成果が表れてからです。得点の伸びはあまりなかったのですが、これまでほとんど書けなかった記述が少しずつ埋められるようになり、コツコツ続けるモチベーションとなりました。過去の模試も活用し、苦手分野の商法にも取り組みました。また、伊藤塾のメルマガからも多くのアドバイスをいただき、学習方法、方向性の確認を都度行いました。相談する仲間がいない身としては何よりの励みとなり感謝しています。本番の試験は時間配分もうまくいき比較的落ち着いてできたと思います。商法で自信をもって回答できた問題があったこと、記述で結構手応えを感じられたこと、共に初めてのことでした。とは言え、不安から見直しもせずに合格発表の日を迎えることに。合格者は発表当日に通知が届くものと思い込んでいたので「今回もダメだったか」と失意の中で受験番号を目にしたときは驚きでした。慌てて自己採点してみたところ択一問題がかなり酷く再度大きな驚き…合格通知が届くまではこれまで以上の不安に苛まれ続ける日々。結果、合格基準点ギリギリ、記述問題の得点が大きな救いとなりました。このことで、合格で終わりではなく、ここからがスタート地点と決意を新たにした次第です。今すぐにではありませんが、開業を目指しているので更に勉強を続けていきたいと思います。

受験勉強中の思い出