小野 麻衣子 先生　（行政書士）

■Profile
2012年度 行政書士試験合格
2013年 「はっさく行政書士事務所」開業 

開業直後の活動について 

開業1年目は、研修に励み知識を習得することはもちろんですが、人脈を積極的に広げることに勤しみました。受験生の頃は勉強時間を確保するためにできるだけ引きこもっていましたので（笑）、戸惑いもありました。
そこで県会の研修や懇親会等にはできるだけ出席して、先輩方や同期の仲間たちとつながりが持てるよう努めました。また他士業や他業種の方々との交流会等にも積極的に参加するようにして、徐々に知り合いが増えていきました。最初の仕事は知人からの紹介でしたが、現在は、行政書士の先輩や他士業の方からの紹介と徐々に仕事が増えています。行政書士は業務範囲が広いですから、合格後も業務の勉強は欠かせませんが、他の方々とのお付き合いの中から仕事ができるということは楽しみでもあります。
行政書士として独立することで、法律の知識を活かし、興味のある仕事、収入が確保できる業務にチャレンジすることができます。行政書士は業務範囲が広い分、可能性が広がっていく素晴らしい仕事だと思います。 

業務内容について 

行政書士になってよく聞かれることは、「行政書士っていったい何をする人なの？」ということです。行政書士は、『官公署に提出する書類』『権利義務や事実証明に関する書類』の作成とその代理、相談を業務としております。また遺言・相続のような個人のご相談もあれば、ビジネス関連のご依頼もあります。自分のペースで個人のご依頼を受けつつ、他士業や行政書士仲間と共に大きな案件に携わることもできます。 

やりがいを感じる瞬間

やりがいを感じるのは、やはりひとつの仕事を終えたとき、お客様からお礼の言葉を言われた時でしょうか。ひとりで受けた案件も嬉しいですし、何人かでやりきった仕事は達成感を共有できます。自分らしく自分の信じる道を進み、『まちの法務コンシェルジュ』として今後も精進してまいります。