目の前のことをコツコツと、実務と共に末永く・・・

井川 水史(いがわ みずふみ)行政書士

【プロフィール】
茨城県水戸市出身
高校までを水戸市で過ごし、大学時代を岩手県盛岡市で過ごす。副寮長を経験。(総合学士)
大学卒業後、大学院進学で上京。
修士論文「損害額の算定-民事訴訟法第248条の意義」(法学修士)

経歴:
社団法人職員、司法書士事務所補助者等を経て、平成27年5月、水戸徳川家にゆかりのある小石川後楽園から徒歩15分、徳川慶喜公屋敷跡から徒歩2分の地に、行政書士事務所を開業(私自身は水戸出身ではあっても、徳川家とは何の関係もございませんが)。

現在:
東京都行政書士会 企画開発部 部員(新法新規業務小委員会、福祉許認可小委員会)
東京都行政書士会 文京支部 副支部長(研修・厚生部担当)
秋桜会 憲法研究会 企画班メンバー

『行政書士とうきょう』執筆履歴
2017年10月号「住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律の一部を改正する法律―新たな住宅セーフティネット制度―」
2017年12月号『「新たな住宅セーフティネット制度」と、「住宅確保要配慮者向け賃貸住宅登録制度」・「家賃債務保証業者登録制度」』
2018年2月号「居住支援法人の指定申請について」
2018年3月号『「都市公園法改正~「都市公園内」に「保育所等」の設置が可能に~」』
2018年7月号「古物営業法改正」
その他、企画開発部主催研修会及び事務所見学会実施報告

実務をやるなら自分の名前で・・・

 行政書士を目指したきっかけですが、以前、司法書士事務所の補助者として就職したのですが、その時に、まず行政書士を取得しようと考えたのがきっかけです。
 その後、引き続き司法書士事務所で研鑽を積む中で、会社関係や相続関係についてはある程度の自信を持つに至り、自分にできるところから自分の名前で業務を行い、社会の役に立ちたいと思うようになったのが独立したきっかけです。
 今では会社関係(設立、議事録、契約書、記帳会計)、相続、続いて自動車、建設業、入管、といったところの業務が多く、比較的珍しいところでは、薬局の開設、交通事故業務もやらせていただいたことがございます。

依頼者あっての行政書士!スケジューリングはしっかりと。

 スケジュール管理と優先順位付けでしょうか。行政手続には、締切があったり、一定の期間にしか受け付けられないものもございます。また、依頼者から書類に印鑑をいただこうと思っても、相手の都合もあるので急にはいただけないこともあります。依頼者としっかりとコミュニケーションをとってスケジューリングすることが必要です。
 また、複数の案件を同時並行的に行っていくので、仕事に優先順位を付けて行うことも必要です。
 

行政書士試験で学習した多くの知識が実務の役に立ってます!

 会社法や、民法の親族編・相続編などはそのまま常に実務に役立っております。
 また、行政書士業務は本当に幅広いので、試験科目になっているものは全て、憲法から一般教養でさえも、思わぬところで自分の助けとなることがあると思います。
 なお、学生時代にも一度、記念受験で行政書士試験を受験したことがあるのですが、当時は試験科目に行政書士法、戸籍法、住民基本台帳法、労働法、税法などもありました。行政書士法は言うまでもないですが、それらの知識も実務に大いに役立つものであると思っています。

経験したことのない案件こそ自分の成長が実感できます!

 初めて受任する分野の業務、難しい業務、行政庁の裁量が多い業務などは、受任してから結果が出るまで不安な状態が続くこともあります。ですがその分、許可が取れたり良い結果が出た時はとても嬉しいとともに、また1つ自分の経験と自信が増すことになります。
 薬局開設業務と交通事故業務においては、受任当時は教えていただける先輩も周りにおらず、十分な資料もない中での業務でしたが、前者においては無事に薬局の開局日を迎え、後者においては後遺症が認定されて依頼者に数百万円もの金銭が自賠責保険から入金され、どちらも大変喜んでいただくことができ、機会があればぜひまたやらせていただきたいと思っています。

行政書士はスペシャリスト!だから魅力ある職業なんです。

 行政書士業務は思っていたよりも手間がかかり難しい業務が多いです。だからこそ、社会から必要とされる、重要で魅力ある職業だと思います。
 業務、実務を行ってこその「実務家」であり、人々のお役に立つことができるので、自分が実務を継続していくことができるようにということを最も大切にしていきたいです。
 取り立てて大きな目標を持つというよりは、目の前にある業務を1ずつこなしていき、末永く実務を行っていくことが目標です。そのためには、法令順守や慎重になるべきところの見極めも必要かと思っています。
 

疲れない秘訣はオンとオフをハッキリと!

 休日ですが、月2回は支部でやってるソフトボールの練習に参加しています。そしてたまには温泉に行ったりもします。その他は、会務関連の原稿や議事録を書いたり、支部行事の準備などに当てたりしています。
 土日といえども、丸一日行政書士に関係することと離れられる日はほとんどないですが、オンとオフの切り替えを上手くやって、疲れを溜めないように心掛けています。

井川行政書士事務所

特定の業務に特化して業務を行っている行政書士の先生もいらっしゃると思いますが、私の場合は、一度お知り合いになった方や企業で発生する行政書士業務は極力私がやってさしあげたいと思いますし、私を窓口として、行政書士業務以外の事柄であれば他の専門家をご紹介させていただく、というスタンスでいまのところ事務所を運営させていただいております。
 
〒112-0005 東京都文京区水道2-3-16-402
電話03-5800-0522 FAX03-6385-7567
最寄駅:東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅 徒歩8分

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