大学生の頃から、会社勤めではなく独立開業することを目指しており、法学部出身ということもあり法律に関係する勉強をしていました。卒業後、サラリーマン生活をしており独立開業に対する意識がなかなか向きませんでした。
　そうした生活の中、本格的に行政書士試験を始めたのは、2011年、当時都内で勤務していましたが、東日本大震災を体験してからだったと思います。この時、「やらないで後悔するより一歩踏み出して挑戦していこう」という意識にかわりました。
　そして、2014年に行政書士試験合格後、伊藤塾の行政書士の合格者仲間の勉強会等に参加したことが、本格的に行政書士の仕事を目指すきっかけとなりました。この勉強会で、実務をされている方の貴重な体験談も聞くことができ、とても多くの良い仲間に出会うことが出来ました。

　行政書士の仕事をしていると喜びを感じることが多々あります。
　例えば、許認可の更新期限までの時間がない中、無事更新ができたことがあります。建設業の更新の依頼を受けてから、申請期限まで時間がないことから深夜まで書類を作成・チェックしながら何とか無事に期限直前に申請し、受理されて２週間程で許可証が出てきたときに、「あー無事終わった」と安堵とともに達成感もありました。許可があるかないかで、売上に直接影響することですのでとても責任のあることだと実感しました。
　また、やってくれて「助かった」等のお言葉を頂いたときは仕事ができて良かったと思います。そして、依頼者の方が私のことを信頼してくださって、また新しい依頼者をご紹介頂いたときはとても嬉しいです。

　許認可の専門家として、幅広く情報を集めて依頼者のご相談に対応できることを目指しています。具体的には、依頼者の業界の事や法改正等の周辺知識から仕事とは直接関係のないニュースまで知っておくことですが、無限にあります。そのことで、依頼者の利益になることが多々あります。
　県内の支部で研修の講師として実務で経験したことについて資料を用いて具体的に説明をさせて頂く機会がございましたが、また呼んで頂けるよう常に新しいことに挑戦し学んで行きたいと思います。