行政書士を目指したきっかけですが、今考えると、いつか法律を学びたいと思っていたことが一番大きな理由です。
さらに、東日本大震災の翌年ということもあったり、SEとして10数年やってきて、何か変化や成長を望むタイミングだったのだろうと思います。
 
行政書士としては専門分野を確実に鍛えていくことがベースとなりますが、それ以外の問題も顧客からとにかく大塚さんに相談してみようと言って貰える頼れる存在として、より多くの人から信頼を得られるようになりたいと考えています。
さらに、クライアントや同業だけでなく行政からも信頼されるよう、日々研鑽に励み、仕事のクオリティを高められるよう努めます。
そのためにも、所内の仕事のやり方の改善やシステム化に積極的に取り組んでいきたいです。
 

受験時代の勉強で一番重要と感じているのは、民法や行政法を学ぶ中で身に着けた事案整理をする力かと思います。
 
依頼人の様々な課題を解決する能力が行政書士には求められています。
そんな中いくら知識があっても、目の前の事案を整理し、解決するための手段を導き出せなければ意味がありません。また、いくつかの選択肢を提示できることは極めて重要な能力だと考えています。
 
選択肢がいくつかある中でも、選ぶべきでない選択肢、あまり良い手段とは言えない選択肢を見抜き、優先順位付けすることは、依頼人にとって大きな利益につながり、間違えれば取り返しのつかない不利益につながると考えています。
 
もちろん、個別の知識も役に立った場面はありますが、普段使わない条文はやはり時がたつにつれ、忘れがちです。しかし、事案整理をしたり、条文を読み込んだりすることは、問題解決に繋げるための基礎力となり日々役に立っていると実感しています。
 

正しい申請をするためには、現場を知ることが重要だと考えておりますので、依頼のあった会社には必ず訪問し、コアとなる業務の流れや現場を積極的に確認しています。
こうした活動を通して、様々な企業の内部に潜入できるのは、行政書士業務の中でも特に楽しい瞬間であり、魅力と言えると思います！
現場で見た感覚をいかに書面に反映し、審査官にイメージして頂くか、仕事に反映し、結果を出すためにも、今後も積極的に現場に出かけて行きたいと思います。