働きながら8ヶ月で合格!4月からスタートし1回で合格しました。
谷川 令奈さん(36歳)
九州大学歯学部卒業 産業医科大学大学院医学研究科修了 歯科医 受験回数:1回
受講講座:行政書士合格講座本科生
※プロフィールは、2010年度合格時点のものです。
はじめに
私は大学では歯学部を専攻し、大学院では免疫学を専攻しましたので法律の世界とは全く無縁でした。しかし、友人の中には法学部に進学し司法試験を目指して いる人もおりました。そんな友人たちと集まった時に出てくる法律の世界が楽しそうで、いつかは学んでみたいと漠然と思っておりました。
しかし、働きだして時間の余裕もなく、諦めかけていた頃に、インターネットで講義を好きな時に受けられる伊藤塾に出会いました。伊藤塾は友人たちもダブル スクールとして当時から通っていて、迷いなく伊藤塾に入塾しようと思いました。せっかくなので国家資格にもチャレンジしたいと思いお世話になることを決め ました。
私がとった勉強方法
開始段階の学習について
私は開講時期から遅れて4月に入塾し、全くの初学者でしたのでとにかく志水講師のおっしゃることを忠実に行うことからスタートしました。指 定された六法や時事の本は購入しましたが、他の問題集などは一切購入しませんでした。夜の帰宅後9 時過ぎから講義を2~3コマ受講し、志水講師のおっしゃったポイントを書き込み、過去問をチェックし、関連した条文に鉛筆で薄く線を引き、半分くらい理解 できれば良しとして就寝しました。
翌朝は朝の6時に起き2時間程度、前日受講した講義の復習として過去問を解き、時間があればスパイラルカードの肢別問題を解きました。この時は、ただの○ ×ではなく「どの選択肢のどこが間違っているか?」をきっちり理解していないとチェック欄に「もう一度」の印をつけていました。私は周りにテレビなどがあ ると誘惑に負けてしまう方ですので、夜も朝もインターネットカフェを利用して勉強したことで集中力が高まった気がします。
記述式問題対策について
まず、思いつくキーワードを書き出すことからはじめました。キーワードが思いつかないまま文章にはできませんので、逆に文章にはできないけど思いつくだけ のキーワードを書き出すようにしていました。1つの問題に対してノート1ページを使い、キーワードを列挙していきました。
実力確認テストでも添削された答案がかえってきましたが、句読点が抜けているなど、細かいところまでスタッフの方々は添削してくださいました。
そのおかげで本番までに随分と書けるようにはなった方だと思っています。
直前期の学習について
私は行政書士試験を目指しているにも関わらず行政法に一番苦手意識がありました。
直前期は答練や模試、過去問の全てを行政法だけ更に繰り返し解き、間違った問題は何回も繰り返し解きました。
条文の素読も欠かしませんでした。私の六法は行政法の部分が鉛筆の線で真っ黒になってしまいました。また音読も効果的でした。
伊藤塾の受講スタイルとフォロー制度について
私は仕事をしていましたので、インターネット受講していました。先ども述べましたが、行政法だけを何度も聞いたりできるのもインターネット受講の魅力だと思います。
また「塾生の部屋」で質問をした時はすぐに丁寧な回答がかえってきて大変心強かったです。
最後に
短い間でここまでやれて、合格というご褒美までついてきたのは、本当に志水伸輔講師と伊藤塾スタッフのおかげだと思います。はじめて志水講師が「憲法の前文」を読まれたとき、一緒に感極まって涙が出そうになったことが昨日のようです。
また志水講師の「照れくさそうに教えてくださる語呂合わせ」がなぜか頭に残りやすく大変助かりました。伊藤塾長の講義も素晴らしかったです。人権がいかに大切か、を改めて考えさせられる講義でした。
印象的だったのが、志水講師が行政法の講義の最後に「皆さんの中で、まだ行政法が終わっていないから民法に進めない、と考えている人がいたら大丈夫ですの で民法に進んでください。この講座は繰り返し講義するので、心配せず立ち止まらずとりあえず一回流してください。」とおっしゃっていたことです。私がまさ に立ち止まりそうになった瞬間でした。この言葉がなかったらずっと行政法の復習ばかりして民法、商法に進めてなかったと思います。
初学者だからこそ、講師のおっしゃることを忠実に守れば合格も可能であると確信しております。
最後になりますが、志水伸輔講師、伊藤塾スタッフの方々、受験を快く応援してくれた夫に感謝の言葉をそえて終わりにしたいと思います。
(2011年1月・記)