働きながら短期合格!講座で与えられた教材だけで300点中230点得点できました。
S.Oさん(26歳)
法政大学法学部卒業 会社員
受験回数:2回
受講講座:行政書士合格講座本科生
行政書士講座以外の受講講座:司法試験入門講座本科生
※プロフィールは、2010年度合格時点のものです。
はじめに
私が行政書士を目指した理由は、予防法務を通じて身近な法律家として社会貢献をしていくなかで自分らしさを一番出せる職業であると考えたからです。
伊藤塾のテキストやカリキュラムはもちろんのこと、私自身志水講師の講義を通じて最後まで合格を目指して頑張りきれると感じたために、行政書士合格講座を受講しました。
実際に志水講師の講義を受けてみて、最初は講義についていくのも精一杯でしたが、講義の中での志水講師の温かくも厳しい激励の言葉をいただきながら最後の最後まで投げ出すことなくやりきることができました。
私がとった勉強方法
開始段階の学習について
近年の本試験は基礎を直接真正面から問うというよりは、基礎を理解していることは前提として基礎を使いこなせるかどうかという視点で受験生を試している印象があります。それでも基礎を前提としている以上は絶対に基礎が重要です。
私は、基礎とは制度趣旨・定義・要件・効果・関連判例の事実概要・判旨・判旨理由であると考え、これらを関連付けながら頭の中で整理して全体をまず把握するように学習を進めていきました。
記述式問題対策について
記述式問題は、常日頃からの学習の中でも対策はできると思います。
私は、テキストや六法を読み込む中で、このテーマ、この条文が仮に記述式で問われるとしたらどのように問われるのか、問われたら40字程度でどのように回答しようかとシミュレートしながら法律科目を学習していきました。
もっとも、開始段階の学習ではここまではできず、ある程度学習が進んでからこのように意識をして学習を進めていきました。
直前期の学習について
直前期は新しい教材を用いず、とにかく伊藤塾から与えられた教材を、具体的には合格テキスト・復習ドリル・スパイラルカード・過去問に絞って基礎の正確性を上げるために何回も繰り返して学習を進めていました。
正直なところ、直前期は本試験が近いことから精神的にきつく感じていました。そのような直前期だからこそ、2月から使ってきた教材を信じて学習をし続けることが本試験での落ち着きや自信につながるのではないかと思います。
伊藤塾の受講スタイルとフォロー制度について
私は、在宅インターネット受講でしたが、通学受講と同じように学習を進めることができました。
伊藤塾のスタッフは本当に親切です。具体的なエピソードとして、本試験2、3週間前だったと思いますが、伊藤塾のスタッフの方から電話があり、学習上困っ たことがないかなど、聞いてきてくれました。伊藤塾は、本当に親身な指導で塾生一人ひとりを大切にしていると感じました。
最後に
私は、志水講師の行政書士合格講座で与えられた教材のみを用いて、法令択一式148 点、一般知識等36 点、記述式46 点の合計230 点で合格することができました。
近年、行政書士試験は難化傾向にあると言われていますが、それでも決して萎縮しないでください。学習を進めていけば試験の難しさや継続することの難しさな ど様々な困難に直面していく中で諦めたくなることもあると思います。そのような時こそ、自分自身の真価が問われていることを忘れないでください。
合格発表で自分の番号を見つけたときは言葉には換えがたい感情が溢れ出てきます。私は、はじめての経験でした。
これから合格を目指される方、自分自身の可能性を信じて信念を貫き続けてください。信念を持って本気で「やればできる、必ずできる」のです。
(2011年2月・記)