働きながら短期合格!伊藤塾で受講して、独学では身につかなかった深い理解が得られました。
M.Yさん(32歳)
会社員
受験回数:2回
受講講座:行政書士合格講座本科生、行政書士ペースメーカー講座フルパック
行政書士以外の受講講座:司法書士試験入門講座
※プロフィールは、2010年度合格時点のものです。
はじめに
法律に興味を持って法学部へいったので、法律を勉強した証を残したいと思い、就職してからも勉強は常々していましたが、試験に実際合格するほどの必死の勉 強をすることなく、仕事も楽しくないけどお金は稼げるという状況でした。次第に虚無感が強くなり、収入よりも自分のやりたいことを全部やり切る人生にしよ うと思い仕事を辞め、行政書士試験の勉強とWEB・DTPデザインの技術の修得に励みはじめました。いろいろやりたい私にとって、インターネット講義を好 きな時間に受講できることが魅力でした。学生時代に同級生が伊藤塾のDVD講座を受講していたので少し見せてもらった時、伊藤塾長の講義への熱意や理念を 肌で感じたので、いずれ資格を目指す時は伊藤塾でと決めていました。
私がとった勉強方法
開始段階の学習について
基礎的な知識は覚えるべきことは覚え、とにかく過去問とドリルを繰り返しました。
私は、基本テキストをほとんど使わずスパイラルカードのまとめ表で重要なところを確実に覚えました。
1 年目はとにかくドリルばかり何度も繰り返し、択一式は172点を取ることができました。判例を修得するにも、スパイラルカードが大活躍でした。判例は似て非なるところを確実に押さえることを心がけました。なぜなら過去問でそういうところを突く問題が目についたからです。
記述式問題対策について
記述式問題は1年目に4点しか取れず、その場で知識が出てこなかった、後からいわれてみれば漢字も書けるのに…という感じで、択一式で自信があった分余計に口惜しく、何から手を付けようかと呆然としました。まず行政法と民法のスパイラルカードの「条文基本ドリル」と判例の穴埋め問題を使って、よく択一式問題で目にする出やすそうな所を40 字でまとめる作業をしました。模試や答練の記述式問題を1年目の分も全てピックアップして、記述式のために勉強をしたことは「一言一句書ける」ように、と意識しました。
直前期の学習について
直前期は、模試・復習ドリル・条文基本ドリル・判例穴埋め問題を、とにかく何度も何度も繰り返していました。条文の似て非なるものをしっかり区別できるよ うに心がけてまとめながら、記述式対策をしていました。私のネックは記述式だったので、択一式の勉強をしている時にも常に「記述式問題だったらどう出され そうか」と考えていました。
伊藤塾の受講スタイルとフォロー制度について
私はインターネットで在宅受講しました。好きな時間に受講でき、巻き戻したり停めたり、わかるところは2 倍速にしたりできるので、時間を有効に使うことができました。
反面、巻き戻せると思うと集中力が散漫になってしまうところもありますが、私にとってはインターネット受講が一番合っていると感じました。
1年目に落ちて記述式対策に呆然としていた頃に、伊藤塾ネットの「教えて塾とも」に書き込みをしてくれた方のアドバイスで記述式対策の糸口を見つけることができ、塾生同士のアドバイスや、次への意気込みや励まし合いはとてもよかったです。
独学の危険性
私は大学を卒業してからずっと、何かしらの勉強をしていましたが、国家試験に本気で受かろうと思った場合には独学では無理があると思いました。自分で本を買って勉強していた頃と、本科生講座をしっかり受けた後を比べると、以前は「私は何をやっていたのかな…?」と思うほど解っていなかったです。 行政法の学説は特に(出題は少ないけれど)「なにこれ、はじめて見た」という状態でした。一般知識等も、範囲が広く何から手をつけてよいかわからないの で、模試や答練の問題を中心に絞って勉強しないと困ると思います。現在は司法書士講座を受講していますが、むかし司法書士事務所で働いていた頃の自分は 「何も解っていなかった」とつくづく感じています。
最後に
私が考えている行政書士の仕事は、まだ漠然としています。やりたいこと・好きなことがたくさんあるので、いろいろなアイディアでやっていきたいと思っています。
WEB・DTPデザインを活かして、会社を立ち上げる手続と一緒にホームページや名刺の制作も提供できたらよいし、行政書士業務と伴にアロマテラピー知識を活かして「やすらぎ」を提供できる事務所にし、根本は「誠実」でいこうと思います。
勉強中はいろいろな人に支えられ、合格したらいろいろな人からお祝いしていただいて、私はとても恵まれた環境にあると実感しています。
よい方向へ行く秘訣は、「自分に起こる良いこと悪いことの全てを、必要だから与えられたものとして受け入れて、感謝して今やれることをやる」ことだと感じます。伊藤塾があってよかったと感謝しています。
(2011年2月・記)