伊藤塾に入塾して1回目で合格!直前対策講座は、論点整理にはもちろん精神面でも大いに役立ちました。

伊藤塾に入塾して1回目で合格

T.Uさん(41歳)
 

合格者
奈良県在住
同志社大学法学部卒業 会社員

受験回数:3回
受講講座:うかる! 行政書士ファイナル予想編、公開模擬試験パック
 

※プロフィールは、2010年度合格時点のものです。

はじめに

受験のきっかけは、自己啓発の一環として、以前宅建資格を取得していたので、その延長として受験を決意。もともと法律資格に興味があったこと、また行政書士をテーマとしたテレビドラマ「カバチタレ」が放映されていたこともありますが、いずれにしても「安易」「軽率」に受験を決意していました。
1年目2年目は他の受験指導校で通学し、学習しましたが、家庭の都合で通うことが難しくなったため、通信で学習することとしました。学習する中で以前より伊藤塾に興味があったため、公開模擬試験と「うかる!行政書士ファイナル予想編」を受講しました。

私がとった勉強方法

開始段階の学習について

1 年目2 年目はいわゆる基本書といわれるテキストを精読することに重点を置きすぎ、過去問や問題集の問題を解く時間が十分に取れなかったことが失敗の要因と考えたことから、今年は問題を解くこと、解き方に慣れることに重点をおいて、そのうえで誤った問題に対し、知識の整理を行いました。

記述式問題対策について

行政法については、条文精読(重要条文は覚えるくらい読む)につきると思います。事例形式で出題されますが、引用条文を迷うことは少ないと考えます。民法については事例や出題形式に慣れることが重要だと考え、市販の記述式対策本も含め、債権法を中心にとにかく問題をたくさん解きました。そのうえで不足する知識を積み上げ、また論点を整理しました。

直前期の学習について

制度の比較や論点・暗記ポイントをまとめた自分で作成したノートで記憶の定着を図りました。試験では時間が足りなくなるので、迷っている時間はありません。確実・正確な知識が、迅速に出てくるようにしておかないと合格はできません。受講した「うかる!行政書士 ファイナル予想編」は論点の整理に役立ったのはもちろん、何かと不安で精神的にも厳しい直前期の学習における心構えについても講義があり、非常に役立ちました。
また、模試で合格点を簡単にとれるからといって、本試験で合格できるとは限らないというか、全く別です。模試はあくまで模試であり本試験ではありません。出題形式や難易度が全く違う模試も多く存在します。その中で、伊藤塾の中間模試・最終模試は、内容がとても充実していました。今年もたくさんの模試を受講しましたが、実は唯一伊藤塾の最終模試だけが合格点を確保できませんでした。難しすぎたというのではなく、時間配分に失敗したのです。法令等科目では高得点を確保できましたが、時間が足りず一般知識等を解く時間がとれず基準点を確保できませんでした。非常にいい教訓になりました。問題を解く時間配分を見直し、本試験では作戦通り時間を有効に活用できました。問題の出題形式も本試験に即しており、今見直しても、問題の質がずば抜けていました。

伊藤塾の受講スタイルとフォローについて

「うかる!行政書士ファイナル予想編」と公開模擬試験の解説をインターネット受講しましたが、頭出し、スピードアップなど機能が充実、非常に受講しやすくなっていました。講師カウンセリング、フォローなども充実していることが確認できました。

最後に

当面、行政書士として業務をする予定はありませんが、「明日の行政書士講座」などに参加して、これまでの自身の経験からどのような業務ができるのか、今後どのようなキャリアを積んでいく必要があるのかを考えていきたいと思います。
これから行政書士を目指す方は、いろいろな理由があると思います。どうしても業務をしたい人、私のようにサラリーマンの自己啓発として自身のキャリアアップのために受験する人、さまざまですが、合格できるかどうかは、最後は気持ちだと思います。絶対に合格してやるという気持ちの強い人が合格できると思います。
また、学習の中で、問題演習をするときは必ず時間設定することが必要です。時間を設定することにより、モチベーションが維持できるだけでなく、時間のない本試験で、短時間で解答できる習慣が付けられます。タイムプレッシャーをかけることは学習の中で欠かせないと思います。今日はここまで必ずやると決め、それを実現しましょう。
あと、試験後の本試験分析会に参加しました。そこで志水講師に生ではじめてお会いしました。どちらの講師も他の受験指導校にない指折りのいい講師だと思います。問題分析は私の考え、思いと共感できるところがたくさんありました。早期合格には伊藤塾が最適と考えます。ありがとうございました。
(2011 年1月・記)