伊藤塾に入塾して1回目で合格!熱意あふれる講義で、基礎修得には繰り返しが必須であることを学びました。

伊藤塾に入塾して1回目で合格

皆川 智彦さん(35歳)
 

合格者
大阪府在住
会社員

受講講座:行政書士ペースメーカー講座フルパック

※プロフィールは、2010年度合格時点のものです。

はじめに

私がはじめて行政書士という資格を知ったのは、地元の市役所で公共工事の入札担当をしていたときです。そこで行政書士の業務のひとつである入札参加資格申請の審査を通して行政書士の方と接する機会があり、少しずつではありますが行政書士という仕事に興味を持ちはじめていきました。
市役所を退職後、私は今までの職務経歴を活かしながら社会貢献できる仕事をしたいと考え、行政書士資格の取得を目指し勉強することにしました。私は過去に公務員試験を経験していたので、憲法、行政法、民法には自信がありました。しかし、法改正や年齢などの要因により思うように基礎知識が定着せず、その年の試験は不合格となりました。
そんなとき書店を通して出会ったのが伊藤塾の行政書士ペースメーカー講座でした。この講座では、ある程度法律を勉強した人が対象とされており、受講料も手頃で時間を有効に活用したいと思っていた私にとって最適だと考え受講することにしました。また、ウェブ上での問題演習(Web de ドリル)も特典で付いていたのが魅力的でした。

私がとった勉強方法

私が期待した通り、講義はとてもわかりやすく、受講生に対する熱意も感じられたので、集中して講義を受けることができました。
そこで学んだのが基礎知識を定着させるには繰り返し反復することが重要であるということでした。それからはひたすらテキストや判例を読み、基礎知識の定着に専念しました。すると2ヶ月後には択一式問題がストレスなくどんどん解けるようになっていました。
基礎知識が定着すると記述式問題を解く際にも良い影響が出ました。それまでは問題の意図が理解できていてもキーワードを導き出すまでに相当な時間がかかっていたのですが、基礎知識が定着したことによりキーワードがすぐに思い浮かぶようになりました。結果、それまで不得意であった記述式問題が得意となり、記述式問題を解くのが楽しくなっていきました。記述式問題は「基礎修得の延長線上にある」ことがハッキリと実感できたのもこのときでした。
直前期になり、伊藤塾だけではなく他の受験指導校の模試を受ける機会が多くなりました。模試は本試験の予行演習だと位置づけていたので、数多く受験することで本番感覚を養うことができました。また、模試はその受験指導校の本試験予想問題であり、総力の結集であると考えていましたので、間違えた箇所は重点的に復習し理解を深めました。他にも改めてテキストを読み返すなど、抜け落ちた知識を拾い上げたり、条文の素読をしたりすることにも力を注ぎました。これらを実践することで自信を持って本試験に臨むことができました。

伊藤塾の受講スタイルとフォロー制度について

私は在宅受講生だったのですが、伊藤塾のスケジュール管理機能のおかげで、大幅な遅れが生じることなく無理なく講義を受講することができました。また、スクーリングゼミを通して講師の方や同じ目標を持った同士とともに勉強する機会があったのも、モチベーションのアップにつながりました。講義やテキストの内容で疑問点が生じたときにはインターネットによる質問制度があったので不安をすぐに解消することができ、理解度のアップにもつながりました。

最後に

さて、今後の展開についてですが、今はまだ行政書士として開業をするかどうか検討を重ねているところです。その間、今度は他資格にチャレンジしようと思っています。他資格を取得することによって開業する際の業務に幅を持たせることができると考えたからです。頭の柔らかい今だからこそ、貪欲になって成長していきたいと思っています。
これから行政書士を目指される方も決して現状に甘んじることなく、日進月歩の精神で日々の勉強に臨んでください。続けるのかあきらめるのかを決断をするのは自分自身です。あきらめずに頑張っていれば目標は必ず実現できると私は信じています。
最後に行政書士ペースメーカー講座を担当された志水講師と直前期、私の質問攻勢に迅速に対応してくださった伊藤塾行政書士スタッフの方々には本当にお世話になりました。おかげ様で安心して本試験に臨めました。この場を借りて御礼申し上げます。
(2011 年2月・記)