大学在学中1回で合格!講義がわかりやすいので迷わず伊藤塾に決めました。
S.Sさん(19歳)
早稲田大学法学部1 年在学中
受験回数:1回
受講講座:行政書士合格講座本科生、これで完成! 一般知識等総まくり講義、40点以上取る! 記述式徹底演習講義 など
行政書士以外の受講講座:司法試験入門講座本科生
※プロフィールは、2010年度合格時点のものです。
はじめに
私が行政書士試験を受けることを決めたのは、時間がある1年生のうちに、何か国家資格を得たいという思いからでした。行政書士試験は予備試験と重なっている科目が多く、基礎固めにも最適であると考えたことも、ひとつの理由です。
予備試験の講座を伊藤塾で受講していましたし、講義もわかりやすいと感じておりましたので、行政書士試験の講座も迷わず伊藤塾に決めました。また、伊藤塾はスタッフの対応がとても丁寧で、安心して受講することができると思います。実際に私が伊藤塾に決めたのも、最初に訪ねた時の、スタッフの親切さゆえのことです。
私がとった勉強方法
開始段階の学習について
私は予備試験講座の受講生なので、憲法や民法、行政法などは一通り講義を受講し終えていました。本格的に行政書士合格講座を受講しはじめたのは、8月中旬になってからでした。そこでまずは一通り講義を聴き、その日に聴いた分のテキストを読み直す、ということを続けました。そしてAランク知識は「うかる!行政書士 必修項目100」(日本経済新聞出版社)にかきこみ、赤シートで隠せるようにして、空き時間にできるよう工夫しました。
記述式問題対策について
記述式問題の対策は「40点以上取る!記述式徹底演習講義」を利用しました。この講座を受講したことにより、記述式問題の傾向になれることができましたし、本番での答案作成のポイントなどをつかむことができました。自分では単語帳に重要な定義や要件、効果等をまとめ、こちらも空き時間にできるように工夫しました。
私の場合アウトプットの時間の方が多かったのですが、とにかくわからなくても書く、という姿勢で臨んだことで、効率よく身につけることができたと思います。
直前期の学習について
直前期は、大学でのサークル活動が忙しかったこともあり、必要最低限の知識を確実にすることに力点を置きました。実践答練の問題、模試の問題、過去問をひたすら繰り返し、全ての肢の正否を見分けられるようにしました。そして間違えた箇所は、先述の「うかる!行政書士 必修項目100」(日本経済新聞出版社)に書き込み、覚えこむことを徹底しました。
伊藤塾の問題は解説が充実しているので、どこが間違っていたかをすぐに判断でき、また重要なポイントも同時に知ることができたと思います。この直前期の問題演習が、合格できた理由だと思っています。
伊藤塾の受講スタイルとフォローについて
私は模試も含め、全て在宅受講でした。全ての講義を1.5 倍速で聴き、わからないところは何度も繰り返してきいていました。また時間のある時に、まとめて講義を聴くことができたので、効率よく学習できたと思います。
司法試験との兼業について
行政書士試験は、予備試験と多くの科目が重なっていますし、中でもその基礎を学ぶことができる、という点においてとても有用だと感じました。予備試験講座は範囲が膨大で、何が必要かを見極めることが大切だと思いますが、行政書士試験の内容は、必要な知識を網羅しているものだと思います。また憲法などの科目はすでに受講したものなので、その知識を活かして、行政書士試験に臨むことができ、有利ではないかと思います。
最後に
今回の試験を自己採点したときには、記述式問題で40 点を超えないと合格できないくらいのできでした。しかも本番で記述式問題には全く自信がなかったので、受かった本人が一番驚いた、というのが事実です。
そんな私がいえることは、とにかく自分を信じてあきらめないでください、ということです。ずっと学習を続けている、ということだけでも大変な努力だと思います。ですから、どんなにわからない問題がでても、空欄だけは決して作らないでください。
私自身、まだ皆さんと同じ受験生です。皆さんの健闘をお祈り申し上げます。
(2011年2月・記)