働きながら1回で合格!直前対策講座のおかげで、行政法と一般知識等の重要ポイントを短期間でおさえることができました。

働きながら1回で合格

S.Aさん(27歳)
 

合格者
東京都在住
専修大学法学部卒業 会社員

受験回数:1回
受講講座:これで完成! 一般知識等総まくり講義、うかる! 行政書士ファイナル予想編、最終模試
行政書士以外の受講講座:予備試験シフトフルパック
※プロフィールは、2010年度合格時点のものです。

はじめに

当初、司法試験予備試験の短答式試験対策(特に夏から勉強をはじめた行政法と、短答未経験の商法の対策として)だと思い、行政書士試験の願書を出しました。行政書士試験の直前期まで、特別な対策はせず、予備試験対策の勉強を続けていました。しかし、10月に最終模試を受験したあたりから、行政書士試験に本気で合格したいと思うようになりました。

私がとった勉強方法

開始段階の学習について

伊藤塾の模試を選んだ理由は、伊藤塾の実績に対する信頼はもちろん、本試験会場と同じ大学会場で受験ができたからです。模試は受験者が多く、緊張感をもって受験することができました。また、憲法・民法は満点なのに、行政法は半分くらいしか点数が取れなくて自分の力のなさを実感しました。

記述式問題対策について

最終模試を受験した時に、記述式問題は、テキストに書かれているキーワードや条文の文言「だけ」を正確に書いて、それを文章化できないと字数制限を越えてしまうと実感しました。したがって、特に行政法の勉強をする時にキーワードや条文の文言を正確に記憶するよう努めました。

直前期の学習について

最終模試の解説講義を担当されていた志水講師の講義がわかりやすかったので、「うかる!行政書士 ファイナル予想編」をライブ受講することにし、ここで、行政法と一般知識等の底上げをしようとしました。講義を受講した結果、短時間で重要ポイントを見直すことができました。さらに試験1週間前の土曜日という超直前期に「これで完成!一般知識等総まくり講義」を受講しました。自分は平日8 ~ 10時間、仕事をしており、まとまった時間が取れないので、この日に10時間の講義を全部受講しました。
本試験までの1週間が勝負どころだと考え、行政書士試験の勉強に集中することにしました。とはいえ、平日は仕事があるので、通勤の電車の中、会社の昼休み、帰宅後に行政法と一般知識等の勉強だけを徹底的にやり、試験当日を迎えました。

伊藤塾の受講スタイルとフォロー制度について

「これで完成!一般知識等総まくり講義」の10時間の講義を一日で受講しきれたのは、伊藤塾のインターネット講義が2倍速で受講できたおかげだと思います。そのおかげで、メモなどを取りつつ7 ~ 8時間で講義を全部受講することができました。
また、試験当日、伊藤塾のスタッフの方が伊藤塾長や講師の方々のメッセージを配っていました。試験前にそのメッセージを読んだことで、伊藤塾が最後の最後まで受験生を応援してくださる熱意にとても感動し、とても励まされました。

司法試験との兼業について

旧司法試験を受験していたので、憲法と民法の知識は十分対応可能でした。配点比率の高い民法でいうと、本番で一問間違えただけで済んだのは司法試験の勉強が役に立ったといえます。行政書士試験の試験委員には、大学教授も含まれているので、司法試験受験生で良問を解きたいと考えている方に受験をおすすめします。

「明日の行政書士講座」について

「うかる!行政書士 ファイナル予想編」を受講後、行政書士実務家の講演会に参加しました。それまで行政書士の仕事について全く知らなかったのですが、その時、講演を担当された先生が仕事の内容や思いをものすごく熱く語ってくださり、素晴らしい職業だと知りました。受験勉強で不安になったりした時は「明日の行政書士講座」に参加したり、インターネットで視聴するなりして、行政書士試験に対する思いを確認するのも良いかと思われます。

最後に

受験後に伊藤塾の「行政書士 成功の法則」というパンフレットを読み、行政書士という仕事の魅力も感じはじめています。今回の試験を通して、何事も一生懸命やらないと面白くないし、充実感も得られないということを実感しました。
最後に、伊藤塾長をはじめ、講師の皆様、スタッフの皆様、そして、この合格体験記を読んでくださった方、ありがとうございました。
(2011年2月・記)