WEB講義&ゼミでモチベーションを保ち、学習継続できました
下村 憲司さん(22歳)
◆受 験 回 数/1回
◆受 講 講 座/行政書士合格講座本科生+ぱそなびコース(現:合格講座対応ゼミ)、行政書士ファイナル予想パック など
※プロフィールは、2011年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
当初は大学でアパレルを勉強していたこともあってアパレルの商社、メーカーなどを中心に就職活動をしていました。しかし昨年の2月に、アパレル業界の研究のためバングラデシュに行った折に、スラム化や児童労働、環境汚染などの社会問題を目の当たりにし、経済・法律などの専門的な知識を身につけ、社会に貢献することができるような人間になりたいと思うようになりました。まずは大学時代に法律の知識を身につけてみようと思い、昨年4月下旬に休学を決意し、行政書士の受験勉強を開始しました。
受験勉強中に、辛かったこと・嬉しかったこと
法律の知識がなかったため、膨大な量の法律知識を覚えるのに非常に苦労しました。しかし、自分がなぜ行政書士の勉強をしようと考えたのかという目的を常に念頭に置くことでモチベーションの維持を図りました。また、過酷な学習スケジュールの中で、体調を崩すこともありましたが、人の役に立つような人間になるにはこの程度のことであきらめていては話にならないと考え、最後まであきらめずに取り組むことができました。
私がとった勉強法
(1)開始段階の学習法について
学習を本格的に開始したのは5月ごろでした。まずは遅れていた分を取り戻すことを念頭に学習を行いました。具体的には一日に3コマ分の講義をインターネットで受講し、その復習と過去問演習に4時間をかけました。講義内容を覚える際に注意したこととして、手と口を動かすこと、そして伊藤塾の教材「スパイラルカード」の後半部分にある正誤問題の解法をしつこいくらい繰り返し行うことでした。各分野の内容や演習における解法のプロセスを頭に叩き込むことによって、択一式、記述式ともにある程度は対応できる力の基本的な部分を作ることができたと思います。
(2)直前期の学習法について
記述式、択一式のどちらに関しても求められることとして、まず「繰り返し」です。そのうえで具体的な学習方法に入りますが、まずスパイラルカードの条文、判例ドリルに関しては10月までに完璧にしました。最初の5回目くらいまでは覚えるのに、とにかく手を使いました。その後は音読に切り替えました。さらに択一式の問題を解く際にも、なぜこれが正解なのかもしくは間違っているのかという根拠を自分で記述できるようにしました。これが結果として記述式、択一式双方の役に立ちました。
(3)総論「私の合格ポイント、反省ポイント」
振り返ってよかった点として、とにかく長期的な目標を達成するための短期的な目標(つまり一日○時間勉強するといったようなもの)から逃げ出さずに取り組めたことです。一方で反省すべき点として、体調管理があまりうまくいかず、結果として体を壊してしまい、勉強がはかどらなかった時期があることです。受験勉強は、最後は体力と気力が重要になると感じました。
自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー
インターネット講義は高速で受講することができ、逆に巻き戻してみることができるので、知識の再確認をする際に非常に役に立ちました。また、私は「ぱそなび」(現:合格講座対応ゼミ)を受講していたのですが、そのおかげでモチベーションを保つこともできたと思います。
最後に
受験勉強中の思い出
▲学習机
▲スパイラルカードの内容を覚えるために使ったノート