択一知識を固めることが、記述式対策にもなる!

独学・他校から転入して合格

岡田 裕子さん(38歳)
 

会社員
[受講講座]行政書士合格講座など

※プロフィールは、2012年度合格時点のものです。


行政書士試験との出会い

 過去にも法律を学んだことはあったものの、中断したままになっていました。しかし、「法律で身近な人や社会の役に立ちたい」という思いを捨てきれず、また、離れて生活する家族のことを考え「いざという時には独立し、働く場所は自分で選びたい」と考えるようになり、もう一度勉強し直そうと決意しました。伊藤塾は講師のレベルと熱意、スタッフの心配りが素晴らしく、迷わず伊藤塾を選びました。

受験勉強中で、辛かったこと・嬉しかったこと

 仕事との両立は常に課題で、出張の時もテキストを持って出かけ、分単位のスキマを勉強にあてたりしました。仕事に支障が出ないよう段取りや効率化に悩み、「これでまた不合格だったら…」と精神的に追い込まれた時期もありました。
 嬉しかったことは、社会人経験をふまえて親身なアドバイスをくれる講師、年齢・立場関係なく励まし合える仲間と出会えたことです。

私がとった勉強方法

開始段階の勉強法について
 

・知識のインプット
 勉強時間を割けない平日は、録音した条文とICレコーダーにダウンロードしたインターネット講義を通勤中に聴き、耳で復習。講義の後はまず講師のブログで重点を確認。必要十分な知識が網羅された合格テキストを学習の中心に据え、講師のアドバイス「基礎を大切に」をしっかり実行できたことが2年目の合格につながったと思います。
・アウトプット
 「合格レベルの択一知識を固めることこそ、記述式対策になる」という講師の言葉を信じ、基礎の理解に集中しました。過去問は岡講師のアドバイスにより学習効率が格段にアップ。付箋に日付と解答履歴がわかるよう記録し、正答率をチェック→苦手肢を確認→テキスト復習&講師に質問、を繰り返して潰し込みを行いました。教材をいかに使い切るか、講師のアドバイスを直接受けられたことは学習スタイル確立のポイントになりました。

私の合格ポイント

 合格のポイントは2つ。合格テキストと条文をベースとした基礎の理解に集中して手を広げなかったことと、学習ペースや科目別の力配分、その他の心配ごとを常に講師に相談・解決して「これでいいんだ」と確信を持って学習に取り組めたことです。反省点は、夜型の学習スケジュールを変えられなかったこと。身体的負担も大きいので、可能なら朝学習へ早めに切り替えるべきでした。

最後に 

 受講生の目線に立ち、最後まで合格への決意を支えてくれた岡講師、学習方法や体調にまで気配りをしてくれた前年合格者・Uさん、仲間たち、合格を信じ見守ってくれた家族には感謝の言葉もありません。
 社会人だからこそ、学べる喜びを噛み締めることも、限られた時間に集中し力を尽くすことも可能です。そして、社会人だから理解できる苦労や痛みもあるのではないでしょうか。時間の悩みは“プロ”と一緒に解決して、あきらめず法律家への道を進んでください。やれば、できます。

受験勉強中の思い出