コンパクトなスパイラルカードを細切れ時間に有効活用!

独学・他校から転入して合格

髙松 隆さん(63歳)
 

独立行政法人 嘱託職員
[受講講座]行政書士合格講座

※プロフィールは、2012年度合格時点のものです。


行政書士試験との出会い

 私は法学部出身ですが、学生時代は勉強らしい勉強をしないで社会人になりました。
 平成22年社会保険労務士試験合格発表後、継続して何か勉強しようと思っていたことと、行政書士試験が社会人としての教養を養うのに適しているとの思いが重なって受験を決めました。
 伊藤塾入塾のきっかけは、息子が伊藤塾にお世話になっており、その息子から「お父さん、法律を学ぶなら伊藤塾だよ。弁護士をしている友人も言ってたよ」と聞かされたことで、平成23年11月に入塾をしました。

受験勉強中で、辛かったこと・嬉しかったこと

 定年後も嘱託職員として継続勤務していましたが単純な毎日で気が滅入っていた中、家族からの応援も得て受験勉強に取り組む事ができ、大変良かったと思っています。
 覚えたと思ったことも揮発のごとくすぐ忘れてしまい落込んでしまう毎日でしたが、試験に挑戦できる環境に感謝して繰り返し復習してなんとか合格できました。

私がとった勉強方法

開始段階の勉強法について
 

 私は1度受験に失敗しています。原因は能力を超えて手を広げすぎた為だと思います。その反省から、「この試験は6割とれば合格できる」と自分に言い聞かせ「基礎的な事だけに集中しよう」と決めて学習しました。
 さらに、インプットとして有効だったのがスパイラルカードです。細切れ時間を有効活用でき、コンパクトなので混雑した電車の中でも片手で開く事ができました。

直前期の勉強方法について

 平成20年頃以後出題の過去問を一通り解きました(肢番号奇数のみ)。本試験前は1週間の休暇が取れたので、記憶が発散する前に復習できました。

私の合格ポイント
 

 過年度の皆様の合格体験記を読ませていただいて、知識定着度は個人差が大きいと感じました。私の合格ポイントは昨年の失敗を踏まえて、手を広げずに確実に覚えていくことです。

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー 

 インターネット講義日は水・土曜日に3時間ずつ配信されますが、2回に分割して受講しました(水:2時間、木:1時間)。その日の内に復習時間が確保できるからです。インターネット講義を一時停止して、講師が話されるキーワードをテキストに書き留めました。

最後に 

 私は還暦を過ぎてから社会保険労務士試験と行政書士試験に挑戦することができました。周りの理解のもと、健康で試験に挑戦できた環境に感謝しています。
 自分に合った勉強方法で繰り返し継続して学習すれば必ず合格できます。
 行政書士試験は開業を目指す人ばかりでなく、社会人としての幅を広げるためにも大変有効なツールであると思います。それなりの年を重ねた方もぜひ挑戦なさってください。

受験勉強中の思い出