講師の熱い講義を目の当たりにして、伊藤塾なら間違いないと確信

内田 敏明 さん（58歳）
 

パート
[受 験 回 数] １回
[受 講 講 座] 行政書士合格講座、行政書士合格ゼミ

※プロフィールは、2012年度合格時点のものです。

行政書士試験との出会い

法学部に籍を置いていましたが、４年間はほとんどクラブ三昧で、勉強するのは試験前のみという情けない法学部生でした。
　しかし、行政書士は市民生活に密着した幅広い業務が可能となる資格であり、争いや揉め事を事前に防ぐという“平和主義的法律家”というスタンスに魅力を感じ、学習を開始しました。
　伊藤塾長の著作を読ませていただき大変感銘を受け、いつかは入塾したいと漠然と思っていました。情報を集めた結果、短期合格を目指すなら伊藤塾しかないと思いました。また説明会での講師の熱い講義を目の当たりにして、伊藤塾なら間違いないと確信。転職して残業がなくなったのがきっかけで、やるなら今と、門を叩きました。

受験勉強中で、辛かったこと・嬉しかったこと

学生時代を含めて１週間に講義や講義の復習、問題演習など、何十時間も勉強したことが全くなかったので、睡魔との闘いは本当に辛いものでした。ときには講義中、半分以上寝ていたこともありました。「こんなことをしていては合格はおぼつかない」と思いましたが、どうしようもありません。そんなときに講師の方の、「働きながら勉強されている社会人受験生には頭が下がります」という言葉に、泣きそうになるくらい励まされたことを思い出します。同時に東日本大震災で大変な境遇におかれている人たちに較べ、自由に勉強ができる恵まれた環境にいる自分はなんて幸せ者なのだろうと思いました。
　その分、行政書士になって、辛い立場にいる方たちの少しでも役に立ちたいという気持ちが強くなりました。

私がとった学習方法 

全く初めての法律学習、市販教材などで独学しましたが、試験に３回も落ちました。途方に暮れましたが、志水講師の無料公開講座を受け、伊藤塾に入り勉強をすることに決めました。
　行政書士合格講座１年目は講義と過去問を消化するだけで必死でした。本試験前1ヶ月で知識を集約するつもりでしたが、子どもが体調を崩し予定通りに勉強ができなくなりました。　2年目、講座選択で悩みましたが、坂本講師の体験談を聞かせていただき、同じ講座を受けることにしました。前年の反省から、早い段階から集約をしていくよう心がけました。 

開始段階の勉強法について

講義の後、日を置かずにインターネットを倍速で聴き、十分理解できなかった箇所は何度も繰り返し聴くことで、少しずつ定着させることができました。テキストを何回も繰り返すことはなかなかできなかったのですが、行政書士合格ゼミで事前に問題を解く過程で、テキストや判例を何度も読み通していたように思います。

直前期の勉強法について

中間模擬試験まではどちらかといえば、手ごたえが全く感じられないため、淡々と勉強していましたが、たまたま模擬試験で合格点を取ったため自分を見失い、慢心からか思いつきでテキスト以外に手を広げていってしまいました。最終模擬試験が130点という惨憺たる結果に目が覚め、行政法と民法を中心にテキストと問題演習、判例六法素読に戻り、本試験には何とか間に合いました。
　講師がおっしゃることは、合格への道を正しく照らしてくれるということを決して忘れず、淡々と勉強しつづけることが大事だと思います。

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー

私は性格的に弱いところがありますので、講義がない日でも自習室やパソコンブースを使って勉強していました。他の受験生の姿を見ることがとても刺激になるからです。ただそれだけだは時間が足りないので、自宅で朝５時から１時間、テキスト中心の勉強をしていました。
　勉強のやり方が正しいのか自信のないときには、いつも講師の的確なアドバイスをいただき修正していました。講義中やゼミ、そしてカウンセリングと、いつでも身近にいて支えていただきました。

最後に

今でも自分が合格できたことは、まぐれとしか思えません。謙遜でも何でもなく、自分の努力で受かったとは、思えないのです。講師の方々やスタッフの皆さん、そしてゼミを中心とした仲間に教えられ、励まされ、刺激されているうちに合格してしまったようです。人は関係性の中で生きているという話を聞いたことがあります。
　私は自分が受けてきた恩を、行政書士として一人でも多くの人に返していこうと思っています。同時に勉強仲間とは一生の友として、ともに研鑽していきたいと思います。こんな拙い文章を読んでいただいた貴方とも、ぜひ一緒に行政書士として仕事をしていきたいと思っています。