WEB講義は自分の生活のペースに合わせて受講できるので、忙しい私には最適でした
吉田 政典 さん(41歳)
[受 験 回 数]5回
[受 講 講 座] 行政書士合格講座
※プロフィールは、2012年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
20年程前の話ですが、書店で資格の本を立ち読みしていて、行政書士についての本を手に取って独立開業に憧れたのを覚えています。しかし、20代のころの私は多くの法律の本を買いながら、長い間放置して一度も読まずに処分してしまいました。
時は流れ、2008年30代後半にさしかかるころ、スポーツジムの友だちが宅建に挑戦するといったので、私も昔憧れた行政書士に挑戦しようと決意したのが始まりです。
受験勉強中で、辛かったこと・嬉しかったこと
辛かったことは、日々の勉強で、民法をやったら憲法忘れ、行政法をやったら民法忘れというように、次から次へと忘れてしまうのが悲しかったです。やるたびに忘れていくので、一生合格できないのではないかという不安に襲われました。
嬉しかったことは、落ちても、落ちても、励まし、勇気づけてくれる友だちの存在でした。
私がとった学習方法
開始段階の勉強方法について
一年目は某通信教育の教材を、ただひたすら繰り返し読む日々で試験に望みましたが、残念な結果に終わってしまいました。二年目は某塾に通い、毎回学習に取り掛かる前の数分間を憲法の条文を素読(少し)+文章理解(1問か2問)+記述1問という方法を身につけました。結果的には落ちてしまいましたが、ある程度の成績を残すことができたので、後少しで受かるだろうとの思い込みがありました。その後の2年間は塾にも入らずに、同じ方法をとり続けて合格できずに終わってしまいました。
何とか受かりたいという気持ちで、2年ぶりに塾で学ぶ決意をして、伊藤塾の行政書士合格講座に入りました。しばらくは、これまで通りの数分間のトレーニングの後、インターネット講義を聴く毎日でしたが、夏場過ぎぐらいから憲法だけでなく、行政不服審査法、行政事件訴訟法の素読を取り入れるようになりました。
直前期の勉強方法について
私の場合は、民法が得点できなかったので、民法のテキストを読んで、問題を解いて理解する時間が多かったように思います。平日でも休日でも、早く目覚めたときはラッキーだと思い、夜中の2時や3時でも勉強し、少しでも勉強したという安心感を持とうとして過ごしました。
総論「私の合格ポイントと反省ポイント」
最後の最後まであきらめずに、試験直前まで苦手な民法を中心にやってきた点がよかったのだと思いました。
反省すべきところは、疲れて眠いときに少しでも勉強したという安心感を求めて、無理やり机に向かっていたところです。眠いときはやっても全然頭に入らず、寝不足で後々にも響くので、コンディションのいい状態で勉強するのがよいのだと感じました。
自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー
インターネットでの受講でしたので、視聴して睡魔に襲われたら少し寝るというパターンで、全てを自分のリズムに合わせて進めました。講義の1時間を通しで聴きたくても、疲れているときなどは、寝てから勉強するというペースで行いました。休日など時間のある日は、「勉強→寝る」の繰り返しでしたが、自分らしく充実した一日を過ごすことができました。
最後に
5年かかって受かった分、喜びも大きいです。一人前の行政書士になることが今後の目標です。全く法律を知らなかった自分。5年間模擬試験で一度も合格基準点を上回ったことがなかった自分。こんな自分でも合格することができたのですから、これから受ける皆さんも、必ず合格する日は来ると信じてください。その日まで、あきらめずに頑張ってください。
受験勉強中の思い出
使い込んだスパイラルカード。合格体験記も受験勉強の支えになりました。