WEB講義を通勤時に聴き、限られた時間を有効活用

WEB受講で合格

K.H さん(50歳)
 

会社員 [受 験 回 数]3回
[受 講 講 座]行政書士ペースメーカー講座

※プロフィールは、2012年度合格時点のものです。


行政書士試験との出会い

 長男の中学受験に付き合って、ビジネス実務法務検定試験1級の勉強をしていたところ、何とか合格できたため、次の目標を探していたところ、行政書士試験に行き当たりました。会社では法務部門に所属し、行政書士の先生と一緒に仕事をしたこともあるため、行政書士の仕事の内容は知っていました。
 最初の年は、受験を決意したのが4月と遅かったたこともありましたが、「憲法」「行政法」だけしか勉強せず、その他の科目は普段の仕事の知識と社会人としての常識(特に一般知識)で何とかなるだろうという、今から考えると随分ナメた態度で試験に臨んだところ、当然のごとく不合格となりました。
 2年目は、少しは心を入れ替えて伊藤塾の「うかる!シリーズ」(日本経済新聞出版社)のテキストと問題集で学習し、「24時間で完成講座」を受講しましたが、基本的には独学でしたから出題の勘所がよくわからなかったこと、何よりも勉強量が絶対的に不足していたため、2年目も残念な結果となりました。
 さすがにこれ以上不合格というのはマズイと思い、志水講師の「ペースメーカー講座」を受講し、真面目に(?)1年間勉強しました。

受験勉強中で、辛かったこと・嬉しかったこと

 一番辛かったのは、なかなか覚えられない、というより、覚えたことが全然頭に残らないことでした。(加齢によるものでしょうか? 昔はこんなことはなかったはずなのに!)。とにかく繰り返し学習して、何とか「長期記憶」にしようとあがきつづけました。また、1年間集中力(モチベーション)を維持することも大変でした。
 嬉しかったことは、月並みですが、模試や練習問題でいい点が取れたことです。滅多にありませんでしたが。それから、試験当日、会場(明大和泉)正門前で志水講師が立っていらっしゃったこと。普段インターネットストリーミングでしかお目にかかれない生の志水講師を見て、根拠もなしに「合格した」と思いました。

私がとった学習方法 

開始段階の勉強法について

 とにかく講義のペースについていくことを最優先としました。インターネット講義だったので、ダウンロードした音声を携帯音楽プレーヤーに入れて通勤時に聴いたり、始業前に会社近くのカフェで問題演習を解いたりしました。途中、少々理解が怪しいところや、仕事が忙しくて全く手を付けられない講義がありましたが、そういう時は思い切って飛ばして先に進み、未受講の講義を溜めないように心掛けました。

直前期の勉強法について

 基本的には新しいことには手を付けませんでした。とにかくこれまでやったこと、特に以前の学習で重要論点としてマークしたところを繰り返し学習しました。「超直前期」は、問題を解くよりも、忘れかかっていた重要ポイントの「覚えなおし」に注力しました。

総論「私の合格ポイントと反省ポイント」

 合格ポイント:あきらめずに最後まで続けたことに尽きます。特に今年は往生際悪く最後のあがきで学習したところから出題され、結果的にはこれが合否の分かれ目となりました。
 反省ポイント:たくさんありますが、一番の反省点は、やはり十分な勉強時間が取れなかったことだと思います。特に休日の使い方は次のステップに向けての課題としたいと思います。

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー

 個別フォローは特に利用しませんでしたが、インターネット講義で自宅学習中心の方は利用をご検討されるといいと思います。何かと心の支えになると思います。

最後に

 あまり出来のよい生徒ではありませんが、あきらめずに続けたことが合格につながったと思います。ご指導どうもありがとうございました。