最終模試後、大きな不安に襲われましたが平林講師の指導を受け、落ち着くことができました

独学・他校から転入して合格

H. S さん(42 歳)
 

会社員
★個別指導を有効活用して合格
【受験回数】4回
【受講講座】行政書士合格講座 など

※プロフィールは、2013年度合格時点のものです。


行政書士試験との出会い

マスコミ関係の仕事をしており、さまざまな局面で法律知識等の必要性を痛感してきました。宅建合格後、司法書士を目指しましたが、歯が立ちませんでした。行政機関の方と仕事で接点も多く、行政のことをさらに知りたいと思ったほか、行政書士が幅広い分野で活躍していることを知り、行政書士試験を受けることを決意しました。

私がとった勉強方法

開始時期の勉強方法について
 

1 年目は他校に通い176 点。法律専門の伊藤塾に変え、2 年目は一般知識が5 問で基準点に足らず。3 年目は170 点。4 年目は平林講師のライブクラスを取り、できる限り出席しました。日曜日の丸一日の講義は大変でしたが、強制的にやらざるを得ない環境に身を置いた方が良い結果が出るのは明らかです。平林講師の指摘通りにテキストを加工し、解くべき過去問を解き、記憶すべき所を記憶しようと努めました。

直前期の勉強方法について

夏からは「択一式厳選600 肢スピードチェック」を学習の軸に据えました。最終模試後、過去5 年分の過去問を解き、憲法の統治、行政手続法、不服審査法、事件訴訟法、個人情報保護法などの条文素読を繰り返しました。問題演習は、これまでの答練や過去問で間違ったものだけをやりました。直前期にどれだけ自分を追い込めるかが勝負です。

私の合格ポイントと反省ポイント
 

直前期に全科目を短期間で回すように持っていかないと合格は無理です。3 回目の受験の際、民法を失敗したので、最後まで知識が抜けないように心掛けました。また、解く順番を決め、最後まで変えませんでした。私は一般知識の情報、多肢選択、記述、行政法、民法、商法、文章理解、政経社、憲法・基礎法学、パスした問題の順にやっていました。ただ、文章理解は午後3 時を過ぎたら始めるようにしました。

受験勉強中で、辛かったこと・嬉しかったこと 

受験2 年目に東日本大震災が起き、昨年7 月には実家仙台の父が病気で亡くなりました。精神的に追い込まれ、受験を諦めようかと思いましたが、これまでの時間と費用を考え、やれる範囲でやろうと気を取り直しました。うれしかったことは、長男が昨年2 月、第一志望の私立中に合格したことです。私も負けじと勉強しましたが、先を越されました。

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー 

最終模試後、これまで感じたことがない大きな不安に襲われましたが、平林講師の指導を受け、落ち着くことができました。平林講師のブログにも励まされました。「あと少しでその苦しみから解放されます」。試験直前まで何度も読み返しました。

最後に 

択一で182 点、計208 点で合格できました。記述の採点基準が分からない以上、絶対合格したいのであれば、択一だけで180 点を目指すべきです。最後になりますが、妻の支えがなければ合格できませんでした。この場を借りて感謝を述べたいと思います。