合格後、今まで知らなかった世界の方のお話を聞く機会ができました。
M.Kさん(34歳)
◆ 受験回数/ 2回
◆ 受講講座/行政書士合格講座、公開模試、合格ゼミ
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2013年3月
行政書士試験との出会い
私が行政書士を初めて知ったのは、弟を亡くした時でした。さまざまな方にお世話になりましたが、行政書士の先生が一番親切に丁寧に話を聞いてくれました。いつか私も先生のような行政書士を目指したいと思いました。少し時間に余裕ができたので、伊藤塾に相談に行くと、仕事の間に2時間でも通学して、残りはインターネットで受講することができると聞いて、それなら私にも続けられるかもしれないと思い、勉強を始めました。
私がとった学習方法
1年目は、自分の勉強方法も決まらず、何となくわかったようなつもりになってしまい、すべてが中途半端な知識のままでした。不合格となって2年目は徹底的にやり直そうと思いました。そこで使ったのが平林講師の復習ブログや達成度チェックでした。私は仕事で移動が多く、家に帰ってもなかなか机に座って勉強する時間が取れませんでした。なので、通勤時間や休憩時間はいつも折りたたんでポケットにしのばせ、料理中も、入浴中もブックスタンドを使っていつでもそばに置いていました。文字を書く時間も惜しいと思っていたので、とにかくぶつぶつと呟きながら覚えました。「完全に」と書いてある箇所は、完璧に再現できるように、「余裕のある人は」と書いてある箇所はとばしました。達成度チェックに答えられるようになると、テキストに挟むよう指示された過去問が解けるか確認し、間違えた肢や単発知識にしるしをつけ、模試や本番の直前に見直せるようにしました。初めは「理解が重要」と言われたところを中心に勉強し、ゼミ・模試・答練の前に合わせて、徐々に知識を増やしてきました。
直前期もまとまった休みは取れず、いつも通りの勉強をつづけました。条文と達成度チェックを中心に、答練や模試の問題を解きました。苦手テーマをまとめた講座や、最新判例の講座も受講しました。いつも通りの勉強をつづけ、直前に苦手テーマを見直せたことで、緊張もせず、いつも通りの気持ちで本番に臨めたように思います。
勉強が足りないテーマもありましたし、過去問もすべて解けませんでしたが、達成度チェックに乗っている内容が出たら、絶対に間違えないという自信がいい結果につながったと思います。
伊藤塾講師・スタッフとのエピソード
なかなか講義に出られず、インターネット未視聴講義もどんどんたまり、全く計画通りに進みませんでした。こんな勉強量でいつ合格できるのか、皆はもっと難しい問題を解いているのではないかと不安は募るばかりでした。そんな時、平林講師の個別カウンセリングを受け「その勉強方法で間違っていないですよ」と言っていただき、気持ちがとても楽になりました。ゼミで知り合った友人にもとても刺激を受けました。最初はあてられても答えられないのが恥ずかしくて嫌でしたが、沢山の友人と励ましあうことができ、とても楽しかったです。
最後に
「行政書士試験に合格した」と話すと、今まで知らなかった世界の方のお話を聞く機会ができました。これからも出会いを大切に、さらに勉強を続け、目指すきっかけとなった先生のような行政書士になりたいです。仕事をしながら勉強を続けることは大変だと思ったこともありますが、今ではとても楽しい思い出になりました。色々な情報に惑わされることなく、信じたことを最後まで続けていけばきっと大丈夫だと思います。