早い段階で民法の基礎を学習し直したことが私の合格ポイントです。
甘佐 昭人 さん(55歳)
◆ 受験回数/ 2回
◆ 受講講座/受験経験者向け講座、行政書士ペースメーカー答練(現:合格答練。以下、合格答練)、公開模試
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2014年1月
行政書士試験との出会い
この年齢になって新しい仕事を探していた時、法律専門家として街の困っている人達のための手助けができるということに魅力を感じ、行政書士になろうと思ったのがきっかけでした。1回目の本試験は他の受験指導校の通信講座で勉強しましたが、あえなく惨敗。このままでは次回も同じ結果になると思い、本試験後すぐに、再受験生のカリキュラムが充実している伊藤塾の受験経験者向け講座、合格答練の申し込みをしました。
私がとった学習方法
開始段階の勉強方法について
講座が始まるまで早期申込み特典で配信してもらった基礎力完成マスター民法(志水講師)で民法の基礎をやり直しました。その後は講座(平林講師)のスケジュールに合わせ、素直に忠実に勉強しました。テキストはQ&A方式になっていて、Qに対するAの内容を口頭で言える位、読み込まなければダメということでした。最後までその境地に達することはできませんでしたが、その心構えがよかったと思います。テキスト、答練以外には過去問、憲法、行政法の条文の読み込み、一般知識等の対策として大学センター試験の政経社の参考書、記述対策としてできるだけ毎日、少しずつ問題を解くよう心がけました。
直前期の勉強方法について
一般知識等、憲法、民法、商法、行政法の順にテキスト+過去問を一通り学習し、最後は答練の問題、模試2年分の問題を素早く解けるよう、練習しました。
私の合格ポイントと反省ポイント
伊藤塾で自分に合った講座を選んだこと、早い段階で民法の基礎を学習し直したこと、行政3法の条文を比較しながら読んだこと、毎日少しずつ記述式の問題を解いたことです。
反省点は、憲法の判例の読み込みが不充分だったこと、憲法を補おうと若干商法にウエイトを置いたが、無駄であったことです。
伊藤塾講師・スタッフとのエピソード
前回の本試験の時に熱心に配っていたパンフレットにより、伊藤塾を初めて知りました。試験後、不合格を確信していたので、大阪梅田校に再受験の問い合わせをしたところ、電話対応が他校と違い素晴らしく、熱意が伝わってきたので伊藤塾でお世話になることにしました。在宅での受講は孤独でしたが、平林講師の力強い講義に眠気も吹っ飛び、何とかついていくことができました。中間模試、最終模試、本試験ともに試験後、確信がなかった問題も答え合わせをすると、不思議と正解というのが多かったです。当初、平林講師が仰っていたことが現実となりました。ありがとうございました。
最後に
行政書士として、以前から興味のあった相続関連の業務を中心に、人見知りの性格を改善しつつまた一から頑張っていきたいと思います。これから合格を目指される方は、とにかく伊藤塾のカリキュラムを信じることが合格の近道だと思います。
受験勉強中の思い出
心の支えになったテキストとペット。