最終的には、カードだけを何回も繰り返しました。
武藤 弘明 さん
◆ 受験回数/2回
◆ 受講講座/行政書士合格講座、公開模試、合格ゼミ、直前対策講座など
◆ 合格年度の学習開始時期/2013年12月
行政書士試験との出会い
あるとき仕事に少し行き詰りを感じていたこともあり、これまでの凝り固まった考え方とは異なる新しい視点・視野が必要なような気がしていました。そして何か新しい勉強がしたいと思い、前から興味のあった法律関係の資格にチャレンジしてみたくなりました。伊藤塾長の著書「勉強法の王道」(日本経済新聞出版社。現:伊藤塾式人生を変える勉強法)に、まずは「行政書士試験」が登竜門と書かれていたこともあり、行政書士試験の合格を目指すことにしました。その後伊藤塾の「憲法」や「人権尊重」に対する熱い思いに心打たれ、何がなんでもこの資格をゲットしたいという気持ちが一層強まりました。
私がとった学習方法
開始段階の勉強方法について
最初は講義出席後、その講義で扱った範囲の過去問を解いては間違え、テキストで該当箇所を確認するという作業を淡々とこなすのに手いっぱいでした。2年目からはテキストとスパイラルカード(現:合格カード。以下カード)、復習ドリルとバランスよく学習(おもにインプット中心ですが、カードの場合はしおりなどで文字を隠してアウトプット教材としても活用)するようにしました。合格講座と並行して二見講師の合格ゼミも受講し、クイズ感覚で横断的な知識整理をすることができました。
直前期の勉強方法について
カードに情報を一元化するようにしました。具体的にはカードとテキストを対比しながら、テキストの中で講師が指摘してマークしたポイントがカードに記載されていない場合はそれをカードに書き写すようにしました。最終的にはテキストは使わずにカードだけを何回も繰り返せばよい状態になりました。そして最後の3 週間くらいはほとんどカードの“高速回転”と、あとは行政法の条文素読に専ら時間を投入しました。
私の合格ポイントと反省ポイント
カードに情報を一元化する過程で頭の中をある程度整理できたことが大きかったと思います。あと、行政法の素読も地味で単調な作業ですが(主に会社の昼休みや通勤時間にスマホの六法のアプリを用いて行いました)、繰り返しやっているうちに記憶が定着していきました。
伊藤塾講師・スタッフとのエピソード
担当してくださいました井内講師はとにかくポジティブな方で、彼の熱意で諦めずに勉強に取り組めたという部分はあったと思います。
講義もメリハリがあって頭に入っていきやすかったですし、井内講師のハイブリッド式も特に民法と行政事件訴訟法の記憶定着に役立ちました。 1年目は岡講師に「合格のための心構え」をしっかり叩き込んでいただき、お陰様で本試験でもパニックに陥らず最後まで戦い抜くことができました。2年目は二見講師などに、学習開始前のカウンセリングの時からお世話になりました。二見講師の受講生に寄り添うような親身のご指導には本当に頭が下がりました。二見講師からはときどき学習の進捗度合のフォローの電話などもいただき、嬉しかったです。
最後に
将来は一人の「法律家」として、人々に心からの笑顔を届けられるような仕事・活動をしていきたいです。伊藤塾は私にこう教えてくれました。「人生はいつからでもやりなおせる。大人になっても、自分のやりたいこと、夢を追いかけても構わないのだよ」と。
受験勉強中の思い出
学習内容と時間をほぼ毎日欠かさず記録した手帳(10/27 〜11/2)の結構追い込みの時期の記録です。