合格のために必要となるすべての知識、情報をテキストに一元化しました。

一発合格

八木下 雄貴さん(26歳)
 

★一発合格 ◆ 受験回数/1回
◆ 受講講座/行政書士合格講座、公開模試
◆ 合格年度の学習開始時期/2014年2月

行政書士試験との出会い

 私は、昨年2014年に伊藤塾で行政書士試験に向けた学習を始めるまでは、人生において殆ど「法」というものに深く携わった経験はありませんでした。高校生までは、野球に無我夢中で取り組み、大学進学も、野球の指導者になるための教員免許取得が主な目的でした。その後は企業に就職し、そこで初めて、業務に必要な国家資格取得のための学習に本格的に取り組み、1回の受験で合格するという成功体験をしたものの、試験内容として、基礎的な法知識が問われるものではありませんでした。しかし、それまで「学習をし、知識を身につけ、高い合格目標を達成する」という受験経験そのものがなかったため、刺激を受け、“更なる挑戦”という位置づけで、行政書士試験の受験を考えました。全く学んだことのない知識のほうが、自分にとっては高い目標となりますし、また、先の人生における幅が広がると思いました。

私がとった学習方法

開始段階の勉強方法について
 

 私の場合は特に、初めての法の学習で基礎が何もありませんでしたので、まずは徹底的なインプットに努めました。まず、講義には原則、必ず出席し、そこではひたすら聴くことに徹しました。“聴きながら”ラインを引いたり、メモをとったりすることはせず、そのような“作業”は、後日、インターネット配信のサービスで再び聴き直す際に、一時停止機能を使用しながら、丁寧に行っていました。私は、合格講座のテキストに、合格のために必要となる“ すべての” 知識、情報が集約されていると信用していたので、六法以外は他に使用することなく、講義の中である補足的な知識、情報もすべて、テキスト内に「一元化」していました。そのため、テキストへの書き込みには繊細に気を使っていました。

直前期の勉強方法について

 本試験1ヶ月程前からは、テキスト内でも特に重要となる範囲や、インプットに不安のある箇所を、テキストの内容そのまま、白紙の単語帳に書き写し、それが試験会場までお守りのような存在となりました。ここでは、非常に広い試験範囲の中から、本試験の出題傾向の分析に基づき、知識の優先順位の情報提供を受けられたことが、本当に助かりました

伊藤塾講師・スタッフとのエピソード 

 行政書士試験は、実施が年1回ということで、良くも悪くも“準備期間”がとても長いです。この期間が長いことにより、最も難しく感じたのが、精神面のコントロールです。私も受験にあたっては勤めていた会社を辞めるなど、並々ならぬ決意を持って臨みましたが、それでも長い準備期間の中では、学習に対し妥協してしまうことやサボってしまうことが何度もあり、己の弱さを知ることとなりました。私の場合、周囲の人々や自分自身に対し、合格のための“努力をすること”の約束をし、重圧をかけながら弱い己を鼓舞して、苦闘しながら乗り越えてきましたが、伊藤塾では、講師やスタッフが個別的に事情に合わせて支えてくれる環境まで整っているので、もう少し頼っていれば、精神的な負担が軽減できたのかなと、今となって感じています。

最後に 

 「志の高い法律家として活躍する」という長期的目標の達成に向け、引き続き地道に、正確に、情熱を持ち、一歩ずつ進んでいきたいと思います。  

受験勉強中の思い出


 
テキストを開くと、様々な情報を書き込んで懸命に勉強をしたことを思い出します。条文は毎日素読して、本番直前まで感覚を掴みました。