ダメを確信してから始まった伊藤塾とのリベンジマッチ。テキストの繰り返し学習が合格を引き寄せました。

独学・他校から転入して合格

平口 隆文さん(48歳) 自営業
 

★独学・他校から転入して合格
◆ 受験回数/ 3 回(伊藤塾に移って1 回合格)
◆ 受講講座/行政書士合格講座、合格必勝パック、公開模擬試験
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2014 年12 月

※プロフィールは、2015年合格時点のものです。


行政書士試験との出会い

元々、法律には興味があって、某通信講座の折込広告で、行政書士試験には受験資格に制限がないことを知り、これを出発点にして勉強を始めました。しかし、1回目は152 点で不合格、2回目の受験は、試験が終わった時点でもうダメなことを確信したので、早めに動こうと初めて伊藤塾の本試験分析会に参加しました。そのあと伊藤塾のホームページを見て「合格後を考える」という考え方に共感し、ここなら自分がブレずにこのカリキュラムに乗っかって努力すれば、必ず成果は出るだろうと思い入塾を決めました。

私がとった勉強方法

開始段階の勉強方法について
 

昨年の結果から、自分なりに分析してみて、基礎がしっかりしていないと思っていたので、とにかく講義を聴き、テキストを読み、講義で取り上げた過去問を解く。特に民法は、1肢1肢自分の言葉で解説するような形でノートに書いていました。まずは理解を重視し、基礎を盤石にすることが大事だと思い、その一点に絞って勉強していました。

伊藤塾の教材はどれも充実していますが、特に好きだったのは「合格カード」です。サイズが小さく持ち歩きに便利なので、このカードに情報を集約して利用していました。また、その中にあ「復習ドリル」は通勤時間に利用していました。
3年目は、独学という形を取りましたが、前年度に使った「合格カード」は、新たに情報を追加するなどして継続して使いました。自分なりの工夫としては、①インデックスをつけたこと②余白に書ききれない情報は付箋で補う。③ページの左上に学習日を記入。特に学習日の記入は、いろいろな意味で役に立ちました。まず、自分の理想的な学習サイクルを把握することができる。更に、学習回数が多いところは、苦手分野であるということが感覚的にはわかっていましたが、学習日を記録することで改めて認識することができました。これは、他の方にもおすすめしたい方法です。

直前期の勉強方法について

直前期の学習は、「択一式厳選600 肢スピードチェック講義」のテキストをメインテキストにして、とにかくそれをひたすら繰り返し、自分の中に落とし込むようにすることに集中しました。
ただ、並行して、憲法の統治機構、行政法(行政手続法、行政事件訴訟法を重点的に…)の条文素読を、毎日どれか1つするようにしていました。
また、商法と政経社については、ゼミを受講していたので、「択一式厳選600 肢スピードチェック講義」と同様、レジュメをひたすら繰り返した結果、商法は本試験でも3問正解することができました。

私の合格ポイントと反省のポイントについて
 

あらためて振り返ってみると、“やっぱり基礎を盤石にする”ということを第一に考えて勉強したことがポイントだったと思います。
反省点としては、アウトプットをもう少し重視してもよかったかなと思います。やはり限られた時間の中での勝負ですから、いかに正確に早く正解を出せるかが合格にかなり影響してくるので、次に何かの受験勉強をする時には、この反省点を生かせるようにしたいと思います。

伊藤塾講師・スタッフとのエピソード 

自分は、平林勉講師の講座とゼミしか受けてなかったので、平林講師がゼミで名古屋校に来られた時に、カウンセリングを入れていただいていました。そのおかげで、昨年のように、ブレることなく受験勉強ができて、本当に有難かったです。

最後に 

この勉強を始めた時から、開業することを目的としていたので、それに向かって一歩一歩着実に進んでいきたいと思います。
これから行政書士を目指す皆さんには、それぞれの違った環境があると思います。その中での受験勉強は、大変だと思いますが、自分の信じたことを淡々と繰り返してください。11 月の本試験までの間、落ち込むような事もでてくるとは思いますが、あきらめず淡々と繰り返していけば、必ず何らかの成果が得られると思います。それが、私がこの受験を通して思った「合格に近づく方法」です。

受験勉強中の思い出


 
目が疲れた時の“蒸気でアイマスク”と“ブドウ糖”。試験直近では、平林講師からのこのメッセージをみて、自分に喝をいれていました。
 


 
講義で聴いている時に、ひたすらメモしていたら、こんな感じになっていきました。