これまで通っていた受験指導校とは違い、法律のベースをしっかり教えてくれそうだと感じ、伊藤塾に決めました。
R.Sさん(38歳) 会社員
◆ 受験回数/ 3 回(伊藤塾に移って1 回合格)
◆ 受講講座/行政書士合格講座、合格ゼミ、公開模擬試験
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2015 年1 月
※プロフィールは、2015年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
「行政書士なら、受かりやすいかも」法律系の資格に漠然と興味を持ち、勉強してみようと決めたときに行政書士を選んだのはそんな理由からでした。しかし、すぐに自分の認識がどんなに甘いものだったかを知ることになりました。半年の勉強で臨んだ最初の年は惨敗。
2年目はあと少しということころで手が届かず、もう一年か、と思っていたときに無料の体験ゼミを受けて、これまで通っていた受験指導校とは違い、法律のベースをしっかり教えてくれそうだと感じたため、伊藤塾に通うことに決めました。
私がとった勉強方法
開始段階の勉強方法について
私は内容を大まかに把握してから、細部を詰めていく方が勉強しやすかったので、「行政書士合格講座」の進度に合わせて、「講義→テキストの読み込み」と「条文確認→過去問」の流れで復習中心に勉強しました。過去問は解けるかどうかではなく、どこが間違っているのか、その理由まで言えるかを確認していました。
前年までは詰め込み型の勉強でテキストの暗記を中心としてしまっていたため、ちょっとひねった問題だと間違えてしまっていたので、今年は基礎をしっかり固めようと六法で条文もしっかり確認するようにしました。
私の合格ポイントと反省のポイントについて
“バランスよく得点する”ことに重点を置いていました。苦手な箇所はどうしても得点率が下がってしまうので、どこかひとつの科目で失敗しても他でカバーできる状態を作るように心がけていました。それぞれの科目で目標点を定めて模試ではそれを絶対に割らないことを目指し、残り時間を計算してペース配分を気にしながら問題を解くようにしていたので、結果的に本試験でも焦ることなく解ききることができました。
伊藤塾講師・スタッフとのエピソード
伊藤塾は、講師やスタッフの方との距離が近いと思います。常に気にかけていただけている精神的な安心感がありました。「合格ゼミ」は少人数制で、様々な切り口から質問されるので、理解しているつもりでもいざ説明しようと思うとできないことが多々あり、昨年までの学習がいかに“暗記”のみに頼ったものであったかを実感しました。「合格ゼミ」では、条文の大切さ、要件と効果の重要性について繰り返し言われていましたが、本試験の場でそのことを痛感しました。
最後に
最後まで自分を信じること、これに尽きると思います。本試験の最中にもどうしても焦ったり、不安になったりする場面はありますが、それでもここまでやってきたから大丈夫と何度も自分に言い聞かせました。教えていただいた講師の皆様、ずっと応援してくれた家族や友人、そして一緒に戦ってきた仲間、すべてに感謝するとともにこれからもさらに法律家として成長していけたらと思います。
受験勉強中の思い出
民法と行政法のテキスト。余白に該当条文の書き込みをしたり、合格カードや論点を書き込んだカードを挟みこんだり、カスタマイズして使っていました。
ずっと応援してくれた友人からもらったお守りと旅行した京都で買った資格合格の鉛筆です。会場にも持って行きました。