伊藤塾のテキストは、インプットとアウトプットが同時にできるつくりで良かったです！

阿部　高広さん（39歳）　会社員

 

★独学・他校から転入して合格
◆ 受験回数／ 10 回
◆ 受講講座／行政書士上級コース
◆ 合格年度の学習開始時期／ 2015 年3 月
※プロフィールは、2015年度合格時点のものです。

行政書士試験との出会い

私が法律を学ぼうと決めたきっかけは、動物看護学校時代に動物愛護管理法の存在をしった時からです。
当時は動物に関する法律があることも知らず、私の中の問題意識としてあった伴侶動物（ペット）の殺傷処分が行政によって行われている現状を変えたいという考えがありました。そのためには、今のシステム（例えば生体販売の方法や流通、飼い主の飼養意識、行政の対応など）を根本から変えていかなければ動物の殺傷処分は無くならないと思っています。その点も含めて行政法をしっかり学べる行政書士試験に挑戦し、合格できたことに感謝いたします。

私がとった勉強方法

平成27 年度行政書士試験対策として、「行政書士上級コース」を選択しました。以前から、平林講師の講義に興味がありました。合格者の方からもすすめられ、受講しました。受験指導校のテキストで勉強を進めていくのは久々でしたが、インプットとアウトプットを同時にできるテキストのつくりで、知識の量も十分な内容で良かったと思います。

インプットの際は、自分が苦手なテーマを重点的に取り組み、理解不足の場合は、講義を再聴し自分でオリジナルの図解をつくり「工夫」しました。そして最後に一冊のテキストなどのツールに「集約」する作業を続けることで、本試験直前期に記憶の作業に没頭することができました。
また、平林講師の講義では質問を投げかけてくださるので、自分の弱点を見つけ、知識の精度を高めるのに役立ちます。
問題の解法については、キーワードに気づくように『自分から探しに行くスタイル』を教えていただき、問題を解くスピードと正誤判断できない肢の見極め方を向上させることができました。

文章理解では、久木田講師の解法テクニックがよかったです。また、講義が進んでいくうちに「読解力」が養われていく講義だったので、本試験でも慌てず問題に取り組めたので助かりました。

私の本試験現場でのポイントは、問題に対するアプローチの方法と時間短縮が効いたと思います。
是非、平林講師の「解法技術完全マスター講義」を聴講して受け身にならずに本試験問題に挑んでください。

伊藤塾講師・スタッフとのエピソード 

平成27 年度は私の引越しもあり、9 月の時点で講義の聴講も1ヶ月遅れていました。消化不良で本試験を向かえそうな気配を感じ、平林講師にご相談したところ、「答練無しで行きましょう！」とアドバイスをいただき、割り切って学習を進めることができました。

最後に 

伊藤塾に入塾して気がつかされたことは、法律はもちろんのこと、それ以外に物事に対する視点・想像力、謙虚でありつづける難しさを教えていただきました。今後、法律家として活動する際も大切なマインドとして、日々精進して進んで行きたいと思います。
末筆になりますが、平林講師、久木田講師をはじめ伊藤塾講師に心から感謝いたしております。誠にありがとうございました。