Web受講生に声を大にしてお伝えしたいのが「Web de ゼミ」のおすすめです!
杉本 薫 さん(59歳)
◆ 受験回数/4回
◆ 受講講座/行政書士合格講座、行政書士中上級講座、合格ゼミ、公開模擬試験
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2015 年12 月
※プロフィールは、2016年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
「人生90 年時代」といわれる今、仕事が不安定なフリーライターの人生の折り返しはどうすればいいのか?このテーマを抱えた50代の私が出会ったのが、行政書士という資格でした。自分の裁量で仕事ができる行政書士は、自由業のライターと通じることに加え、直接人様のお役に立てる、そして一生ものの仕事というところにも魅力を感じました。
私がとった学習方法
開始段階の学習法について
仕事を抱え、しかも、ある程度年齢を重ねた者(私)の不勉強の言い訳は、山ほどあります。とくに「仕事で消耗した」、「集中力がすぐなくなる」などです。
勉強を始めた1、2年目は、学習方法以前の体力疲労の問題があり、「このままでは合格できない」と思いました。
そこで、3年目からは家の事情もあり、思い切って東京から実家のある秋田に帰省することを決断し、仕事量を抑えながら疲れない生活をすることを心がけました。私にとっては「疲れないこと」が一番大事でした。たった8%前後しか合格しない試験なら、そのわずかな8%に入るための勉強ができる環境を整えることが最優先です。そして、「苦しい」を「苦しい」と感じないよう自分を仕向けることでした。これらによって1日の勉強時間を6時間にすることができました。
私の反省ポイントについて
合格した年の学習で、大きく役立ったのは、7月8月に行政法過去問を5回繰り返したことです。不得意な民法では、9月10月と、苦手テーマごとにスピードチェックと上級テキストを反復しました。
伊藤塾講師・スタッフとのエピソード
そして、在宅受講生に声を大にしてお伝えしたいのが、「合格ゼミ(Web)」受講のおすすめです。
地方の在宅受講生は孤独です。講師や勉強仲間からの直接の刺激がない分、自分を甘やかします。
ゼミのアウトプットでは、恥をかいたり、答えに苦しんだりと、緊張感を強いられますが、それが単調なインプットだけの学習に、どれだけ喝を入れてくれることか!2 年間インターネット・ゼミを受講した私の実感です。
最後に
受験勉強は、仕事と異なり、日々のなかで目に見える成果はありません。だから、もどかしい。はたして自分は力をつけているのだろうか? この苦しい勉強が何かにつながっているのだろうか? 不毛なのではないか? このような悩みにとらわれて達成感を渇望します。しかし、今のその苦しさの先に、結果は必ず待っているはずです。だから、決して立ち止まらないでください。
司法過疎地域が多い秋田県で、少しでも人様のお役に立てる「身近で頼れる街の法律家」になること。これが私の新たな目標です。
受験勉強中の思い出
通常の合格ゼミ(Web)終了後、二見講師がプラスアルファで行ってくださった「フォローアップ・ゼミ」で使用した教材。ポイントはテーマの論点・キーワードが白抜きされていること。直前期に改めてキーワードを空で宣言する訓練は、基礎固めに大いに役立ちました。
よく使う条文は、法律ごとにネットからプリントアウトしてA4 サイズにまとめました。余白に書き込みができるのもいい点でした。