手を広げず、ひたすら「中上級講座」のテキストを繰り返しました!

教材を有効活用して合格

柳下 昌紀さん(49 歳)
 

合格者
◆ 受験回数/3回
◆ 受講講座/行政書士中上級講座、弱点補強 & 応用力養成ゼミ、 択一式厳選 600 肢スピードチェック講義、 記述式厳選 60 問スピードチェック講義、 出題予想 & 最新判例スピードチェック講義、公開模擬試験
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2016 年 1 月

※プロフィールは、2016年度合格時点のものです。


行政書士試験との出会い

2015年まで飲食店を経営しておりました。その時に弁護士を目指す学生のスタッフから雑談の中で、伊藤真塾長の憲法の本が分かりやすく面白いという話を聞きました。その時私は法律には全く興味が無く、伊藤塾長の 「高校生からわかる日本国憲法の論点」という本を購入したのもついでにといった感じでした。
しかしその本の中で憲法の本質は 「個人の尊重」 だということを知りショックを受けました。それまで私は日本人には個性がなく横並びで、法律も社会の慣習や仕組みもそのように出来ているものだと思い込んでいました。まさか憲法が個人は一人一人が当然に違っていて、しかも それを尊重し保障しているとは思ってもいませんでした。
その後、「勉強法の王道」という本の中で行政書士という職業を知り、漫然とそういう道もあるのかなと考えるようになりました。

私がとった学習方法 

開始段階の学習法について

合格した年度は平林講師の言われたとおりに学習を進めて行きました。
前半は講義の進行に合わせて理解重視でテキストを読み込みました。理解しきれない論点もありましたが、講師に質問してそれでも理解できないものに関してはキリがないので諦めて暗記することにしました。
私が学習する中で一番伸びたと感じることができたのは平林講師が言う「丸く学習する。」ということが私なりにできたことだと思います。

直前期の学習法について

私の場合は最終模試まで一週間の間に民法、行政法を一周し、1ヶ月の間に憲法、商法、情報通信法を一周するというスケジュールを組みました。当然スケジュール通りにできない日もありますが、次の日は次の日のスケジュール通りの科目を勉強しました。
この一定の期間内に各科目を一周することで徐々に記憶が定着するようになり、本試験に向けてかすかな自信のようなものができてきました。他の講義も補助的に受講いたしましたが、基本的にはひたすらこの中上級講座のテキストを繰り返し読み込み、憶えることを繰り返しました。

私の合格ポイントについて

試験を終えて振り返ってみますと、試験対策的にはこの中上級講座のテキストだけで十二分でした。不安や飽きから他の教材に目が行ってしまいがちですが手を広げないのが合格するための必勝法といっても過言ではないと思っております。

伊藤塾講師・スタッフとのエピソード 

平林講師のおっしゃる「砂を噛むような勉強」を淡々と続けることがとにかく大事です。また私の結論としてはこれしかありません。

最後に 

私は 「個人の尊重」という憲法の理念を実現するために、予防法務のプロとして少しでも世の中の役に立てる行政書士を目指しております。一つひとつ実務を重ね、経験して、さらに知識を磨き一歩一歩成長していきたいと考えております。
最後に、私を励まし、自分の持っている情報や戦略を惜しげもなく教えてくれた仲間たちに感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございます。

受験勉強中の思い出

メッセージ

 
平林講師のおっしゃる 「一歩一歩着実に。」という言葉が大好きでこのメッセージを見て自分を勇気づけて勉強をしていました。
3年目は 「淡々と勉強。」 が来てしまい、少々がっかりしたのですが合格報告会で色紙に 「一歩一歩確実に。」 を書いていただき、満足しております。
 

勉強のスケジュール

 
カレンダーに勉強のスケジュールを書き入れ、できた時は赤丸。
できなかった、またはサボってしまった時は×をチェックしました。
あまり厳しくつけるとやる気がなくなってしまうのでちょっと甘めに付けています。