平林講師の言われたことを、1年間通じて着実にこなせたことが合格ポイント!

独学・他校から転入して合格

饗庭 康太朗さん(32歳)
 

大学4年生
◆受験回数/1回
◆受講講座/行政書士合格講座、合格必勝パック
◆合格年度の学習開始時期/2016年11月

※プロフィールは、2017年度合格時点のものです。

行政書士試験との出会い

私が行政書士試験を志したきっかけは、一冊の書籍との出会いでした。真剣に学問に取り組み、少しでも世の中のことを理解したいと、意気揚々と大学に入学したにもかかわらず、大学の講義に嫌気がさした私は鵠沼海岸でサーフィン三昧の日々を送っていました。2016年の梅雨ごろの話です。そんな中、サーフィン帰りに立ち寄った藤沢の大型書店で何気なく手に取った本が、伊藤塾長の『勉強法の王道』です。この本の中で、『行政書士試験のすすめ』が述べられていました。

私がとった学習方法

開始段階の学習方法について

勉強開始当初は、現在通う大学に独学で受かった成功体験からか、本試験も独学での一発合格は可能だと鼻息を荒くし、数ヶ月間は市販のテキストのみを用いて学習していました。転機が訪れたのは、2016年度の本試験の分析会でした。この時に、はじめて行政書士試験の問題に触れ、伊藤塾の講師陣が解説で話していることがまったくわからないという自身の現状に危機感を覚え、このままでは一発合格など夢のまた夢だと感じ、その日のうちに「行政書士合格講座」の受講を決意しました。

伊藤塾にて

結果として私は、平林講師の合格講座と「択一式厳選600肢スピードチェック講義」などの入った合格必勝パックを利用し、受験1年目で222点というスコアで合格を勝ち取ることができました。私にとって平林講師の講義との出会いは、まさに僥倖と呼べるものでした。論理的でクリアカットな講義は私の性分にピッタリはまり、毎回の配信が楽しみでした。何度もWebの画面の前で「なるほど!美しい!(平林講師の顔ではありませんよ)」と膝を叩きました。平林講師は講義の中で、何が、どのくらいの頻度で、どの程度の深さで問われているのかを明確にしてくださいます。そして、それらの問いに正解できるようになるためには、何を、いつまでに、どの程度の理解と、どういった解答技術を持てばよいのかを伝えてくださいます。したがって、何も心配せずに講義の進行に自身の身を委ねればよいのだと安心しきっておりました。しかし、この全面的に身をまかすということが、おそらく最も難しいのでしょう。人間とは不思議なもので、言われたとおりに物事をやろうとしても、知らず知らずのうちにオリジナリティを出してしまうもの。本当にこれだけでいいのだろうか。自分は時間もあるし、ちょっと他科目もやってみようかなと思ったことは何度もありました。こうした問題に対し、私は月に一度のカウンセリングを活用し、それを自身の勉強の軌道修正の場所とすることで解決を図っていました

私の合格ポイントについて

平林講師の素晴らしい所は、答練や模試において、取れなくてはならない問題と取れなくてもいい問題、そして取れてはならない問題を明確に分けてくださるところです。この中でも私が何よりも大切だと意識していたことは、答練や模試において、この取れてはならない問題をきちんと落とすことができていたかどうかということです。なぜならば、この取れてはならない問題を取れてしまっているということは、自身の勉強の方向性がズレてきているという指標になるからです。自分はどういった肢を正解しているか、また不正解なのか、これらをカウンセリングで平林講師に伝え、「問題ないっすね~」の言葉をもらうことで、正しい反省と復習の機会を持ち続けることができたのだと思います。こうした積み重ねが、自分には合格するだけの力がついてきているという自信と、自分は正しい方向性で勉強を進めているのだという確信となりました。平林講師の言われたことを、いかに忠実にするかということは直前期にも変わらず、よって上記の作業を、一年を通じて着実にこなせたことが、私の合格のポイントだったと感じております

最後に

私は2018年度からは、精神と神経難病に特化した病院で看護師として勤務を始めます。「患者」とは、心に串がささった者を示しているそうです。その串を抜いてあげる為には、医療以外の視点からもアプローチが必要だと思います。例えば超高齢社会において、認知症の方の財産管理や相続における意思決定のサポートといった後見業務のニーズは、今まで以上に高まっていくでしょう。医療×法律。この社会で裁量をもって活き活きと仕事をしたいと、そんな合格後を意識して日々机に向かっていました。やっとスタートラインに立てたという喜びを胸に、これからも一歩一歩着実に、勉強を継続していきたいと思います。

受験勉強中の思い出

使用教材
スマホの待ち受けに、平林講師のブログを活用