合格に重要な、やることとやらないことの取捨選択は、講師をうまく活用!
松山 洋子さん(36歳)
◆受験回数/1回
◆受講講座/行政書士合格講座、公開模擬試験
◆合格年度の学習開始時期/2017年3月
※プロフィールは、2017年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
私が法律の勉強をしようと決めたのは、30代半ばになってからです。法律の初学者が仕事をしながら合格するためには効率良く勉強する必要があると考え、独学ではなく受験指導校の講義を受講することにしました。伊藤塾では、Webで各講師の講義を見てから受講講座を選べるため、納得して講座を選ぶことができました。
私がとった学習方法
開始段階の学習方法について
まず知識のインプットですが、私が受講した平林講師の講義では、時系列や思考プロセスを丁寧に説明してもらえる点、図解で説明される点などが大変わかりやすかったです。そこで、自分が苦手な点は、これらの説明や図解を参考にしながら伊藤塾のテキストを補強していきました。知識のアウトプットの訓練では、講師が指定する過去問題、答練、模試の重要度ランクを意識していました。すべての問題を解くことはほぼ不可能ですので、ABランクの問題を確実に正解できるように勉強を進めました。
直前期の学習法について
試験日まで試験範囲を何周できるかが重要です。伊藤塾の教材はすべてルーズリーフ形式になっていることから、情報をすべて集約してファイルにまとめることができます。このファイルに対して「この1冊を○時間で」「この範囲は苦手なので他よりもプラス○周」などの目標を設定して学習を進めました。
私の合格ポイントと反省ポイントについて
合格ポイントは非常に単純で、やるべきことを明確にして淡々と実行した、ということのみです。反省ポイントは、答練をほとんど活用できなかったことです。多少苦しくても答練を機会としてしっかり暗記をしておけばよかったと、直前期に後悔しました。
伊藤塾講師とのエピソード
誰しも体調を崩す日や気持ちが落ち込む日がありますが、平林講師は、講義中に繰り返し「淡々とやるだけです」という趣旨の話をしてくれたため、大変心強く思いました。また、試験直前期に送られてきたハガキに、講師直筆のメッセージが書かれていることに大変おどろき、うれしく思いました。直前期に気持ちが落ち着かないときは、ハガキに書かれた「淡々と勉強。」の文字を眺めて平常心を保つよう心がけていました。メッセージどおり淡々と勉強して無事に合格を手にすることができ、ほっとしています。
最後に
社会人で試験に合格するためには、やることとやらないことの取捨選択が非常に重要です。その取捨選択をするために受験指導校や講師をうまく活用して、合格までの時間を短縮していただくとよいのかなと思います。