「行政書士合格講座 速修生」を有効活用し、約6ヶ月の学習で合格!
岡部 学さん(29 歳)
◆ 受験回数/ 3 回(伊藤塾で学習後、1 回で合格)
◆ 受講講座/行政書士合格講座 速修生
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2017 年5 月
※プロフィールは、2017年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
今から10 年ほど前の話になりますが、当時法学部生ということもあり、行政書士を題材にしたドラマにハマっていたことから受験に至りました。前回の受験からかなりの年月が経ちましたが、現在の仕事で行政書士の方と接する機会が増えたため、気合を入れて再度受験することを決めました。確実に合格するため、資格の受験指導校を利用しようと考え、学生時代に法律=伊藤塾という覚えがあったことから迷わず入塾を決めました。ちなみに今回が3 度目の受験となりましたが、本格的に対策をしたのは今回の受験が初めてです。
私がとった学習方法
開始段階の学習法について
私は「行政書士合格講座 速修生」を受講していましたが、入塾したのが4 月下旬であり、本試験まで時間がなかったことから学習開始の初期はひたすら講義を聴き、講師が講義中に指摘する重要なポイントや記憶を呼び起こす時に役立つ雑談をテキストに残していく作業を行いました。
私は坂本講師のクラスでしたが、坂本講師は試験に出る・出ないのメリハリを大胆につけてくれるので、その指示に従い、出るところは重点的に復習し、出ないから切っていいといわれたところは一切見ませんでした。ある程度学習が進んできたら、仕事が休みの土日を利用し、ひたすら過去問とテキストの読み返しを行い、知識定着に努めました。
直前期の学習法について
直前期はテキスト、過去問の総復習に加え、答練、模試、実力診断テストの総復習を行いました。焦っていろいろなものに手を出したくなると思いますが、時間は限られているので、配点が高い行政法・民法の知識確認を優先して行い、手薄になりがちな一般知識等も、講師がこれだけやりなさいとおっしゃった範囲のみを確認し、手を広げることはしませんでした。
私の合格のポイントと反省ポイントについて
講師の指示に従い、必要なところだけ学習し、過去問や答練など間違ってしまったところをなくしていくという当たり前のことを着実に行ったからこそ良い結果につながったのだと思います。
一つ反省すべきところがあるとすれば、9 月の中間模試のあたりで一度ピークが訪れてしまい、その後の知識維持が大変だったということです。人間は忘れるものですが、一度忘れたものを再度覚えることはかなりの労力を使いますので、本試験にピークを合わせられれば、なお良かったと思います。
伊藤塾講師とのエピソード
私はWeb 受講であったため、講師の方と直接会う機会はありませんでした。しかし、モチベーション維持のために少しでも講師の方に会えないかと考え、中間模試や最終模試は教室での受講を希望しました。模擬試験では終了後の解説の時間に少しだけ生の講師に会えるからです。これまでにWeb でしか会ったことのない講師ですので、直接お会いしたときは、芸能人に会ったような気分でやる気が向上したことを覚えています。
また、本試験前に坂本講師からの直筆のメッセージ葉書をいただき、試験本番直前に読み返すことで安心して試験に臨むことができました。本当にありがとうございました。
最後に
私は、仕事をしながら受験し合格しました。人間は言い訳の天才ですが、いろいろなもののせいにして受験をあきらめることだけはしないでください。
また、絶対に受かるんだという気持ちを大切にしてください。この気持ちがとても重要で、試験当日、問題文を口に出して読む方の隣の席になってしまい集中力を欠きそうになりましたが、この絶対に受かるという気持ちと執念で乗り越えました。本試験ではどのような状況になるかわかりませんので、絶対に受かるという気持ち・執念を大事にしてください。
受験勉強中の思い出
メモがたくさん書かれている民法のテキストです。錯誤がテーマのときで、坂本講師が掃除機のダイソンを例にとってわかりやすく説明してくださいました。記憶喚起のため左下にダイソンの話もメモしてあります。
坂本講師の直筆メッセージカードです。試験会場へも持っていきました。本番直前に眺めることで安心して試験に臨むことができました。私にとっては芸能人のサイン色紙よりも価値があります。