熱く、時には厳しい平林講師の励ましで、モチベーションを維持できました
荻原 靖雄さん(52 歳)
◆ 受験回数/ 7 回
◆ 受講講座/中上級講座 上級コース、公開模擬試験
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2017 年3 月
※プロフィールは、2017年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
私は、定年退職後も発達障害を持つ次男を養っていくために、ゆくゆくは定年のない自営業をと思い、起業するのに有利な法律資格の中で比較的取得しやすい資格として行政書士を選びました。しかし、当初、理系の私にはとても高いハードルでした。
伊藤塾は、過去に受講した他校の講師の勧めで、公開模擬試験を受けたことで知り、解説講義がわかりやすかったため、マンネリ化を防ぐためにも、伊藤塾で学習することにしました。
私がとった学習方法
開始段階の学習法について
やはりインプット中心でしたが、テキストの演習問題を解きながら、知識として定着している部分とそうでない部分を切り分けて、プライオリティを付けてやりました。
私はそもそも暗記が苦手で理系を選んだほどであり、「四の五の言わずに覚えろ」と言われると、一気にやる気が落ちるため、そういう部分をいかにそぎ落とすかが勝負でした。平林講師のロジックを伴わせる講義は、私にぴったりマッチし、理系出身の人間には本当に助かりました。
テキストは、平林講師の「原則、これ以外はやらないでください」という言葉を信じ、インプット、アウトプット共に「上級インプット講義」のテキストだけをやりましたが、補足や補強内容はここに書き込み、情報の一元化を図りました。
直前期の学習法について
民法と行政法のインプットをもう一度繰り返し、答練と公開模擬試験(今回は伊藤塾の2 回のみ)の結果を分析し、無視すべき問題と拾い上げるべき問題に分け、どうして間違えたのかを分析しました。
私の合格ポイントと反省ポイントについて
合格ポイントは、過去にマークミスで176 点で落ちたトラウマがあったので直前まで迷いましたが、今回初めて、平林講師ご提唱の「一度ざっと全問に目を通して、イケそうな問題から解く」方法を導入した結果、記述式問題に30 分以上充てることができました。また、これも今回初めて、マジメに(笑)商法と会社法を学習した結果、4 問正解することができました。
反省ポイントは、前回は体調を崩して受験したため、1 年を棒に振ってしまいました。年に一度の受験ですので、やはり体調管理に十分ということはありません。
伊藤塾講師とのエピソード
社会人でWeb 受講という環境から、私にとっての最大の難関は、モチベーションの維持でした。家から校舎が遠いこともあり、迷いながらもカウンセリングを結局受けずに終わってしまいましたが、講義での平林講師の熱く、時には厳しい励ましやアドバイスに何度も助けられたと思います。
最後に
法律を知らないことで不幸になる方たちがたくさんいます。私は、このような方のより良い人生のために、力になれる行政書士になりたいと思います。
社会人は、時間的にも精神的にも厳しい受験環境ですが、あきらめたらそこで終わりです。最後まで絶対にあきらめずに頑張ってください。
受験勉強中の思い出
8歳の三男が、試験当日に「これお守り。絶対にここで開けないでね」と言われたので電車の中で見たら、凝った仕掛けの折り紙の中に必勝エール(笑)が。
ちょっとウルッと来て、「絶対に受かってやる!」と気合が入りました。
合格者のマネですが、覚えにくいところは、そこを自分で空で言えるようにするため付箋で隠して覚えました。