熱意伝わるWeb講義。カウンセリングでスケジュール調整して合格!
木藤 恵さん(32歳)
◆ 受験回数/ 2 回
◆ 受講講座/行政書士中上級講座 中上級コース、択一式厳選600 肢スピードチェック講義
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2016 年12 月
※プロフィールは、2017年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
一番のきっかけは、自分自身の働き方を見つめなおす時間ができたことです。企業に勤めており、妊娠を機に育児休暇をとりましたが、保育園はすべて落選、復帰の目途が立たなくなってしまいました。働きたいけれども働けない。でも会社にいかないと仕事ができない。でも育児は精一杯やりたい。何か方法はないかと必死に考えました。そんな時、資格ガイドの本で行政書士という資格に出会い、これだ!と思いました。
私がとった学習方法
開始段階の学習法について
法律初学者であったため、インプットは何を勉強しているのかさっぱりわからないほどでしたが、丸覚えしようとするのではなく「この条文はあれと似ているな」「この考え方はあの例外とそっくりだな」など、テキスト内でページを行ったり来たり、記憶をつないでいくことが一番効率のよい方法でした。
アウトプットは、合格講座ではテキストをただ眺めるのではなく、この単元では何を思い出す必要があるのかを、Q&A 形式でテキスト端に書き込んでいきました。中上級のテキストは既にそれの完成形でしたので、ただひたすら隠して答えていくことの繰り返しでした。
直前期の学習法について
直前期だからといって、特にやることは変わりません。これまで通り、全科目の回転をただ繰り返していたら当日になってしまった、という感じです。
合格ポイントと反省ポイントについて
「色々な角度からテキストを勉強した」ことが合格できた秘訣だと思います。合格テキストを見返す日、合格テキストに書き込んだ自作のQ&Aをやる日、中上級テキストのQ&Aをやる日、「択一式厳選600 肢スピードチェック講義」のテキストを暗記ペンで隠してやる日。これをやっていたら、思い出したいこと1 つに対して記憶の引き出しが増え、1 つ引き出しを忘れてしまっても、どこか別のところから引き出せるようになっていました。反省点は、Web 受講1 年目の際、カウンセリングを一度も受けずに本試験に臨んでしまったことです。右も左もわからないなら、できる人に相談すべきだったなと思います。
伊藤塾講師とのエピソード
受験勉強を続けられたこと、合格までたどり着けたことは、平林講師あってこそのことで
す。平林講師の行政書士試験に対する愛、法を学ぶことに対する熱意が、Web 講義であっても伝わってくることで、法律の学習って面白いな、楽しいな、と思えたことが、勉強が嫌にならなかった一番の理由でした。
カウンセリングでは、勉強中に第二子を妊娠・出産すると報告しても決して動じず、それでも大丈夫だと励ましていただき、体調に合わせてスケジュールの相談にのってくださいました。本当に感謝しています。
最後に
行政書士という資格は、誰でも受験できる間口の広い資格であるからこそ、受験する人の環境や状況はさまざまだと思います。ですから、周りと比較して、絶対このスケジュール、やり方が正しい、ということではなく、自分が合格できる道筋をそれぞれ模索していただくことが一番の近道ではないかと思います。
今後は国際業務を中心に、実務の勉強をしていきます。法律家として胸を張って仕事ができるよう、より一層努力したいと思います。平林講師をはじめとし、応援してくれた家族、友人に感謝しています。ありがとうございました。
受験勉強中の思い出
スケジュール調整に使った手帳との自作の時間割。
勉強中にいつも見ていた息子からの手紙。