決してあきらめず、粘り強く立ち向かえば、必ず扉は開きます!
後藤 和也 さん(58 歳)
◆ 受験回数/ 6 回
◆ 受講講座/行政書士合格講座本科生、合格ゼミ、行政書士中上級講座、公開模擬試験
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2016 年 12 月 ※プロフィールは、2017年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
私は 20 代の後半に社会保険労務士を取得しておりました。今から 6 年前の 53 歳の時に、会社勤め終了後は社会保険労務士と合わせて行政書士試験を取得し、ダブル資格で開業しようという考えで勉強を始めました。
社会保険労務士を受験したときは 2 年くらいで合格しましたので、行政書士試験も 2 年から 3 年で合格するだろうという軽い気持ちで始めたのが失敗の始まりでした。
私がとった学習方法
開始段階の学習方法について
平成 24 年に記念受験をしましたが、まったく勉強をしていませんでしたので、結果は 88 点と惨憺たるものでした。これではいけないと思い、学校に通おうと調べた際に伊藤塾編『うかる ! 行政書士』(日本経済新聞出版社)が読みやすかったので、ここであれば何とか指導していただけるのではと思い、伊藤塾の門をたたきました。
学習を始めたときは、毎週日曜日の行政書士合格講座を受講し、次の回までに受講したところを復習するというスタイルで進め、実践答練、模試を通して間違った箇所を繰り返すことを行っていました。
直前期の学習法について
平成 29 年度は、全科目のテキストを試験までに 7 回繰り返すという目標を立て、何とか7回実施することができました。勉強を始めたころは 2 回繰り返すのがやっとだったのが、さすがにコツをつかみ、何回も繰り返すことができました。また民法の要件・定義は A・B ランクを中心に、特に念入りに行いました。結果として、記述対策も同時に行えたと思います。それから、平林講師の商法は非常に的を射ていて、それを繰り返すことにより、今年は満点を取ることができました。
私の合格ポイントと反省ポイントについて
私の場合 53 歳という年齢で勉強を始め、業務多忙で週 4 日の出張というときもあり、移動中もメールのチェックや急ぎの業務に追われ、なかなかまとまった勉強ができませんでした。
そんな中で、この 5 年間私が続けた学習スタイルは、毎朝 30 分から1時間早く起きて、家やホテルで勉強してから仕事に向かうというものでした。残りは土日に行うのですが、土日もすべて使えるわけでもないので、予定は 7 割実行できれば御の字と思い実施してきました。
伊藤塾からのメールマガジンと平林講師のブログは、その時期その時期に合わせた的確なメッセージだったので、スケジュールの見直し、重要事項のチェックには非常にありがたかったです。
伊藤塾講師とのエピソード
初めの頃、坂本講師の「合格ゼミ」を受講しました。少人数で重要なポイントを丁寧に熱く 教えていただいたことは、今も記憶に残っております。
また、平林講師のカウンセリングは、ダメだったときに翌年への励みとして受けさせていただきましたが、いつも的確な方向性を示していただきました。4年目が終了したときが一番きつかったのですが、お話することによって、もう一度やる気がわいてきました。
最後に
私の夢は、「生涯現役」です。その為に行政書士を目指しました。少し時間はかかるかもしれませんが、絶対に自分の事務所を開き、いろいろな方の役に立ちたいと考えております。
私のように何年もかけて合格する人は少ないと思いますが、忙しい業務を抱えられている 50代の方が行政書士試験に合格するのは大変なことだと思います。そのような方にエールを送るとすれば、「決してあきらめずに、粘り強く立ち向かってください。必ず扉は開きます!」です。がんばってください!
受験勉強中の思い出
民法テキスト。
スケジュール帳。