「自分の合格を信じて学習すること」が大事!
福田 睦さん(24歳)
◆受験回数/1回
◆受講講座/行政書士合格講座 本科生、公開模擬試験
◆合格年度の学習開始時期/2017年12月
※プロフィールは、2018年度合格時点のものです。
行政書士試験を目指したきっかけ
現在、債権管理に関する業務に従事しており、日常的に法律に関わることがこれまで少なからずあったため、法律知識の拡充定着を図りたいと考えたこと、その学習過程を資格という形で残したいと思ったこと、憲法・民法・行政法の学習経験があったことが行政書士試験の受験を決めた理由です。また、かつて公務員試験科で伊藤塾にお世話になったこともあり、講義内容やサポート体制に絶大な信頼を抱いていたことから伊藤塾での学習を決意しました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
(1)勉強法について
仕事をしながらの受験であったため、Web 受講を選択しました。志水講師の講義はイメージしやすい例え話などを織り交ぜつつ、簡潔かつ明確な内容で、近頃勉強から遠ざかっていた私でも効率的に学習することができました。
伊藤塾の講義テキストはその本文だけでも十分すぎる内容が含まれていますが、追記が可能なように余白が設けられており、過去問演習で得た判例知識などを補記しやすいので、情報をテキストに集約化しながら学習を進めることができました。少し手間はかかりましたが、テキスト1冊に情報がまとまっていると復習が非常に効率的に進められるので、これを常に行うようにしていました。
(2)合格のポイントと反省ポイント
合格ポイントは、講義を聴き、すぐさま該当範囲の過去問を解き、不足知識の補完のためまたテキストに戻り、時には追記し、時間を空けて再度過去問演習をし、テキストに戻り、知識を補い、また過去問を解き…というサイクルを繰り返したことだと思います。試験範囲が広いため、覚えたことを忘れることは当たり前であると割り切り、何度も繰り返して定着を図ることが「盤石な基礎固め」を実現する秘訣だと身をもって感じました。
反省ポイントとしては、7月頃に仕事で悩むことが増え、学習ペースを落としてしまったため、科目間で習熟度に差が出てしまったことです。ペースを戻すことに時間がかかり、最終的にはこの科目でいくら稼ぎ、この科目はいくらまで落とせるか、場合によっては捨てられるか、という危険な戦略を取らざるを得なくなってしまいました。行政書士試験対策という長期の学習をしていく中で、人それぞれですが、仕事なり家庭なり学校なりでモチベーションを保つことが難しくなる出来事が起こってしまうと思います。ですが、そこをうまく対処できるかが、合否を分ける重要なポイントだと考えます。私の場合はうまく対応できず、結果として試験本番は苦しい戦いとなりました。
伊藤塾講師とのエピソード
志水講師はじめ、伊藤塾スタッフの皆様方のおかげで厳しいながらも合格を勝ち取ることができました。伊藤塾で学習をして本当に良かったと心から言えます。ありがとうございました。
最後に
振り返ると、十分な学習ができたとは言えなかった私が合格をつかむことができたのは、試験終了のその時まであきらめなかったからだと自負しています。月並みな言葉ですが、「自分の合格を信じて学習すること、そして本試験に臨むこと」が最も重要です。拙い内容の合格体験記ですが、これから学習を始められる皆様に「この人が合格したなら私でも合格できるな」と思っていただければ幸いです(笑)。
次年度の合格を心より祈っております。
受験勉強中の思い出
過去問演習の過程で触れた判例などを随時補記。
過去問の正誤判断に必要な知識のテキスト掲載箇所を随時補記。