講義で習ったことだけを確実に定着させました
中垣 泰河さん(20歳)
◆受験回数/1回
◆受講講座/行政書士合格講座 本科生、公開模擬試験
◆合格年度の学習開始時期/2017年11月
※プロフィールは、2018年度合格時点のものです。
行政書士試験を目指したきっかけ
私は大学の法学部に在籍しており、法律系の資格の取得を考えていました。行政書士の資格は他の資格と比べた時の勉強範囲の共通部分が多く、今後の見通しの立っていない段階で取得するのに適していることがわかったので、資格取得に向けて勉強することにしました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
(1)勉強法について
記憶を定着させるためには思い出そうとすることが大切なので、全体としてインプットよりもアウトプットに力を入れていました。私はテキストを読んだ後、その内容を思い出す機会を作るために、必ず問題を解くようにしていました。
模試や答練などでは、間違えた分野をテキストで読み直した後、出題された全問題を解きなおすようにしていました。アウトプットの量は多いほど学習効果が表れやすいということと、不正解だけでなく正解にも色々な原因があることを踏まえると、間違えた問題だけでなく全問振り返るのも有効だと思ったからです。
インプットはできるだけ受け身学習にならないように、覚えられない論点に関してはチャート化したり、自分の言葉で言い換えてみたりするなど、読み方を工夫して取り組みました。
また、勉強が進んだところで、自分の弱点メモ集を作って少しでも時間があれば見るようにしていました。自分が覚えたいところをスキャンしてUSB に保存し、それをスマートフォンで見て勉強していました。隙間時間を有効的に使えるうえに、模試や試験前の最終確認にも利用できて便利でした。
テキストでもさまざまな勉強方法をとりましたが、全体としては、講義で習ったことだけを確実に定着させるために色々な方法を使った、というのが行政書士試験に向けての学習法でした。
(2)合格のポイントについて
私は大学などの関係で、試験勉強に本格的に取り組み始めたのが7月以降でした。しかし、合格のために何が足りないかを考えて、それを改善するためにすべきことをひたすらやることで合格できました。とりあえず勉強するのではなく、定期的に自分の状況を分析し、それに適した手段を選んで勉強を進めたことが合格の要因だと思います。良い勉強法は継続し、効果の少なかった勉強法はすぐにやめました。私の勉強はトライ&エラーの繰り返しでしたが、これがうまくいったことで合格に近づいたと思います。
伊藤塾講師とのエピソード
もちろん独学だけでは合格できなかったと思います。森講師のメリハリのある講義のおかげで、知識の取捨選択を自分で行う必要がなかったからこそ、短期間で合格できました。
さらに講義後や模試の後には教室に最後まで残って森講師に質問や相談をさせていただきましたし、自習室も頻繁に利用しました。森講師・立川校の皆さん、本当にありがとうございました。
最後に
行政書士は法律系資格の登竜門とよく言われますが、私にとっては通るのが大変な門でした。しかしやるべきことをやれば必ず通れる門だったと思います。今後、行政書士の資格やこの経験をどう活かしていくかじっくり考えていきたいです。
受験勉強中の思い出
難しい用語・論点は、森講師がわかりやすく説明してくれました。
弱点メモに使っていたUSB。
スマートフォンに繋ぐことができ、暇さえあればこれを使って復習していました。