行政書士試験を目指したきっかけ

人生の節目となる60 歳が近づき、今までの数字、数字のサラリーマン生活を振り返り、疑問を感じていました。これからの自分の人生・生き方を考えた時…、数字だけを追い求めるのではなく、人の役に立つ仕事がしたい、特にお年寄りの役に立つ仕事、それも法律に関わる仕事がしたいと考えていた時、ある雑誌で「特定行政書士」という資格があることを知り、行政書士の資格取得を目指すことにしました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

行政書士の資格を取るという目標は決まったのですが、勉強方法がわからないという手探りの状態からの始まりでした。
まずは、インターネットで行政書士試験合格者の体験記を読み、初年度（2017年度）は独学で挑みました。独学合格者がすすめる参考書を読んで、過去問を解いて、模試を受けて、本試験に向かいましたが…惨敗（118 点）でした。
２年目（2018年度）も独学で始め、参考書の重読や過去問を繰り返して模試を受けましたが、結果は130 ～ 150点という状況が続き、だんだんと焦りが募って、今やっている勉強方法が間違っているのでは…、時間はあまりないけれど、勉強方法を変えたほうがよいのでは…と思っている時に、伊藤塾の「行政書士短期集中講座」そして、森講師に出会いました。
森講師の講義は、今まで全部を覚えなくてはいけないと思っていた自分にとっては「目からうろこ」でした。
短期講座ということもあったのでしょうが、必ず覚えておかなければならない箇所、今回は置いておいてもよい箇所などを明確に教えていただきました。
また、自分が不得意であった民法は、「なぜこのような結論になるのか」と理由から説明してくださり、また、時には図を交えて解説してくださったので、とても理解がしやすかったです。行政法は、「理屈抜きに覚えることが一番」と、科目ごとに明確に、そしてたまにユーモアを交えて説明してくださり、自分にとってはとても納得して学習することができました。
そして何より、「皆さんの実力は、最後の最後まで伸びます！」という森講師の言葉を信じて、最後まであきらめずに勉強することができ、合格というご褒美を今回手に入れることができました。

伊藤塾講師とのエピソード

森講師には、感謝・感謝です。たまに見せていただいた「行政書士試験合格証」はとても励みになり、自分も必ず取ってやるという気持ちにさせてもらいました。
そして、模試で解説してくださった各講師の皆さん、細かな解説、励ましがとても力になりました、ありがとうございました。

最後に

独学＋伊藤塾「行政書士短期集中講座」で、２回目の挑戦で無事合格することができました。独学だけでは、自分の合格はなかったでしょう。森講師の講義、伊藤塾の教材があったからこその合格だと思っています。
そして、何より今回の合格は、自分一人の力では決して成し遂げられなかったと思っています。家族の協力、特に妻の協力なしにはこの合格はなかったでしょう。本当に感謝です。

受験勉強中の思い出