行政書士試験を目指したきっかけ

今までは「自分」のために表現するシナリオライターなど、様々なことにトライしてきましたが、なかなか芽が出ませんでした。そこで、むしろ180度方向を変えて「人」のためにできる仕事で、かつ、自分を表現することができる職業はないものかと考え、シナリオライターを目指した際に下調べで法律に触れ、その奥深さに感動したことを思い出し、私のような人間でも挑戦できる行政書士試験を目指そうと決意しました。
法律に触れたとはいえ、法律に関してずぶの素人であった私は、他校で２年間学習をしたのですが結果を出せずに迷っていました。そんな時、伊藤塾の動画を見て、暗記ではなく法律の概念そのものを理解することで試験問題を解く方法論が、理解しないと前に進めない私の肌に合い、入塾を決めました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

平林講師の「行政書士中上級講座」は、テキストの内容を問題でどのように想起して解くのか明確な解法論があり、厳しいながらもズバリ本音で熱く語る的確でわかりやすいもので、毎週楽しみで無理なく学習を進められました。そして平林講師の「テキストだけやっていれば合格する」の言葉通り、テキストは説明だけでなく問題も充実しており、テキストと問題集を別々にやる手間が省けます。テキストだけでインプットとアウトプットを交互に参照することができるので、とても役立ちました。
また、「解法技術完全マスター講義」では、本試験ではどのような順番で問題を解けば効率的なのか、時間配分はどうすればよいのかなどの、問題以外の「試験に臨む心得」まで教授してくださり、模試などでその時間配分の練習もできるので、本番でも落ち着いて取り組むことができました。
講義中メモをとることは当然ですが、すべてをとりきることは私には難しかったので、Web講義の配信を見て抜け落ちた部分を補足していました。また補足しながらも理解が足りないところは、理解できるまで何度も何度も繰り返し、それこそパソコンが摩耗するくらいにしつこく視聴しました。すると自然と体に知識が染みこんできて、講師にあまり質問しなくても大丈夫なくらいの精度に仕上がっていきました。これはぜひ皆さんもやってみることをおすすめします。

伊藤塾講師とのエピソード

難しい内容を日常的な場面に置き換えて説明してくださり、時にユーモアを交えて話してくださった平林講師、答練の前後にお声を掛けていただき、学習に関する質問に快く答えてくださったり、励ましてくださったり、時に悩みに対して親身になって方向性を示してくださったりと、私にとって「癒し」であった丸山講師、本試験直前に励ましのハガキを送ってくださった中村講師、試験会場で挨拶してくださった森講師、そして伊藤塾のすべての皆様、本当にありがとうございます！

最後に

まずは、何より３年間何も文句を言わずに様々な面から支えてくれた両親に感謝します。そして同じ苦しみを知っている、行政書士を目指して共に奮闘した仲間に感謝します。今後はそうした方々に恥じることがないよう、一人でも多くの人のお役に立てるような行政書士を目指して日々精進していきたいと考えております。
私は今まで自分を本気で信じて頑張ったことがありませんでした。しかし行政書士試験を通じて、自分を信じることの大切さを知りました。これから行政書士を目指す皆さんも、自分に疑問など持たずに、本気で信じて試験に臨めば、必ず合格できます。身を以て体験したので確かです。頑張ってください！

受験勉強中の思い出