仕事、家事、育児と忙しい中でも、カウンセリングによる指導のもと、柔軟に計画を立てることができました
川又 涼子さん
◆ 受講講座/行政書士中上級講座 中上級コース、行政書士中上級講座 上級コース、夏期・直前対策講座、各種ゼミ、行政書士試験超直前対策ファイナルチェック講義、公開模擬試験
◆ 合格年度の学習開始時期/2018年2月
※プロフィールは、2018年度合格時点のものです。
行政書士試験を目指したきっかけ
2人目の子の出産を機に勤め先を退職しましたが、育児中に将来に向けて資格を取得するための勉強を始めたいと思い立ちました。そして、資格ガイドの本で出会った行政書士という資格に魅力を感じ、取得を目指すことにしました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
私は、平林講師の「行政書士中上級講座」を受講しました。講座で使用される「上級インプット講義」テキストはQ&A方式で展開されており、参考書や問題集を何冊も見なくてもこれ1冊で学習を進めていけるということで、講義テキスト以外には手を出さずに繰り返し学習しました。講義の内容は基本的にとてもわかりやすかったのですが、それでも理解が難しかった箇所は講義後に何度も聴き直して、平林講師の声ごと頭に入れるようにしました。
夏頃から、答練などで問題を解く量を増やし始めました。時間配分を意識してこなすことに慣れないうちはなかなか点数が上がらず、「これだけ勉強しているのにまだ足りないのか」と絶望的になり涙が出ましたが、「中間模試」で合格点が取れたことで実力がついてきたかもしれないと感じ、このまま気を緩めず本試験まで突き進もうと決意しました。
直前期の課題は、記憶の精度をあげることでした。「直前総まとめ講義」のテキストが、知識をまとめながら効率よく記憶していくのにとても役立ちました。覚えたいことはひたすら声に出して、隠しても言えるようにしました。一度にたくさん頭に詰め込みすぎて忘れてしまうことがあっても、めげずに何度も繰り返しました。「忘れてもまた覚えよう!」と自分自身を励まし続けた結果、いつの間にか身についていることが増えていました。
伊藤塾講師とのエピソード
学習計画は常に順調とはいきませんでした。仕事もしており、家事と育児も同時並行という環境の中で、一人で何役もこなさなければならない日もあり、合格がはるか遠くに感じられて挫けそうになる時もありましたが、平林講師のカウンセリングでのアドバイスに従い、柔軟に計画を立てることを心掛けました。たとえ少ししか勉強できない日があっても1週間単位で遅れを取り戻す、それができたら1ヶ月単位でできることを増やしていく、といった地道なことの繰り返しで、直前期も乗り切ることができました。平林講師の励ましに何度も助けられました。
最後に
合格を目指して受験する方の中には、さまざまな環境の方がいらっしゃいます。私には仕事、家事、育児に追われる毎日の中でどうやって勉強時間を確保するかが常に課題でしたが、どんな時でも合格に近づく行動を取ることを忘れず、少しでも時間が空けば、何か記憶できることはないかと、頭を巡らせました。そして知識が増えていくのが楽しかったので続けられました。これから受験される方には、絶対にこのスケジュール・やり方でというのではなく、自分なりの合格への近道を見つけていただければと思います。
受験勉強中の思い出
繰り返し使用した「上級インプット講義」テキスト。読むたびに、マーカーを何度も重ね塗りしたため、項目の箇所はヘンな色に。
平林講師からの激励メッセージはがきと、行政書士の先輩からいただいたお手紙、息子が使用していた筆記用具と、娘の手作りのしおり、そしてお守り。
どれもすべて、私を勇気づけてくれました。