ぱそなび担任講師のおかげでベストの状態で本試験に臨めました
金森 信二郎さん(36歳)
高等学校卒業
受験回数:2回
受講講座:行政書士合格講座本科生+ぱそなびコース、40点以上取る! 記述式徹底演習講義、これで完成! 一般知識等総まくり講義、苦手克服! 文章理解徹底演習講義、うかる行政書士ファイナル予想編
※プロフィールは、2010年度合格時点のものです。
はじめに
私が行政書士を目指すきっかけは、補助者を行っていたので、いつか行政書士として活躍したいと思っていたからでした。
入塾したきっかけは、法律に強いスクールであるという噂を聞いていたので、年々難化傾向にある試験に対応するためには、法律に強いスクールで鍛えてもらう必要があると思ったからです。
実際、講義は、難解な法律用語や条文を志水講師が、わかりやすく丁寧に咀嚼してお話されたので講義についていけないということはありませんでした。
また、ぱそなびコースで、担任講師の方々から個別指導を受けることができたので、客観的に自分の学習方法や学習計画が合格に必要なものであるのかを、定期的に見ていただくことで、無駄のない効率的な学習をすすめることができました。
結果的に、約1年という長丁場の受験勉強を、学習面だけでなく、精神面でも支援していただけたことが、学習を途中で棄権することなく完遂できた要因だと思います。
私がとった勉強方法
開始段階の学習について
講義の始まる前に予習をして理解できない箇所をチェックしたことと、講義終了後の24時間以内に問題演習をしました。
具体的には、講義の該当箇所の復習ドリルを解き、次の講義が始まるまでに、過去問、セレクト問題、他資格セレクト問題を解きました。また、講義の昼休みに 配られる確認テストをその時間内に解きました。問題演習をする時は、全肢をテキストで確認して、該当箇所に鉛筆でアンダーラインを引きました。
該当箇所がない場合は、余白に演習で学んだ知識を書き込みました。そのあとに、テキストを通しで読み込みをしました。また、テキストや問題集で出てくる条文、判例は、全て判例六法で確認しました。
記述式問題対策について
記述式問題を解けるまでには、3段階あります。まず択一式問題が解けること。次に、条文ドリル・判例ドリルが解けること。そして、記述式問題の解法テクニックをマスターすること。
記述式は、択一式と別の対策が必要となります。それに応じてくれたのが、直前期の「40 点以上取る!記述式徹底演習講義」でした。この講座では、通常のテキスト学習で学ぶことができない、解法のテクニックをマスターすることができて、本試験で44 点とれました。
直前期の学習について
答練、中間模試、最終模試は、会場受験しました。緊張した臨場感のある会場受験で、途中、緊張のあまりお腹が痛くなったりしましたが、予め試験中の危険を想定できたことが、危機管理の意識につながりました。
最終模試まで、合格点を1度もとることができませんでした。しかし、本試験まで諦めずに問題を解き続け、1日も勉強を怠りませんでした。
模試などは、解いたらその日のうちに再度、解きなおして復習しました。間違えた問題の論点をスパイラルカードに書き込み、情報の一元化も図りました。スパ イラルカードは、直前期まで使わずに、最終模試が終わった段階で、インプットをテキストからカード学習へ切り替えることで、復習時間の大幅な短縮がはかれ ました。
伊藤塾の受講フォロー制度
私は通学受講していました。生講義は、収録とちがい集中して聴かないと、その場で聴きかえすことができないため意識を集中して受講するようにしました。
しかし、どうしても聴きそびれた場合や1 度で理解できない場合は、翌日のインターネットフォローで、同じ講義を部分的に聴きなおしました。
また、ぱそなびコースでは、担任講師の方々に、学習の進捗状況や、学習上の不安点に全て対応していただけたので、直前期もいつもどおり過ごすことができて、不安にかられることもなく、いつもどおりの状況で試験に臨むことができました。
独学の危険性
行政書士試験の最大の難所の一般知識等においては、独学では膨大な学習を強いられることになります。ただでさえ法令等科目が難化しているため、一般知識等に時間を割くにも限界があります。
やはり、受験指導に精通した受験指導校に学習範囲を絞ってもらったものだけを行い、残り時間を法令等科目に割くことができたことが合格へつながりました。
最後に
平成22年度の本試験は、様々な面で、過去のそれとは全く異質なものでした。しかし、その激変した試験傾向に揺らぐことなく対応できたのは、伊藤塾の講師陣の優れた指導力や教材のおかげでした。
平成23年の受験は昨年以上に難化が予想されますが、伊藤塾の指導方針を忠実に守り、実行できれば、誰にでも合格のチャンスがあると思います。
受験生の皆さん、頑張ってください。
(2011 年2月・記)