伊藤塾に入塾して1回目で合格!情報整理に役立つスパイラルカードが、試験対策に有効でした。
H.Kさん
受験回数:2回
受講講座:行政書士ペースメーカー講座フルパック、行政法条文徹底解析講義 など
※プロフィールは、2010年度合格時点のものです。
はじめに
私はもともと旧司法試験の勉強をしておりました。ところが、全く合格できませんでした。そこで次善の策として、一昨年、行政書士試験を受験したところ、合格基準点ギリギリで不合格となりました。昨年6月に伊藤塾に入塾し、ようやく今年合格できました。
伊藤塾を選んだ理由は、他の受験指導校よりも受講料が良心的であったからです。
実際に入塾してみて、憲法の理念を尊重する実務家を輩出しようという姿勢に共感を覚えました。私は憲法を本格的に勉強したくて法学部に入ったくらいだったからです。感情的な改憲論議がかまびすしい昨今において、受験指導校がかかる姿勢をとることは、とても貴重なことであると思います。
私がとった勉強方法
開始段階の学習について
基本的には、旧司法試験受験時代から使っていた教材を用いて勉強しておりました。それに加えてスパイラルカードや完成問題集を用いて、行政書士試験で問われるレベル・範囲の把握に努めました。市販されている学術書では、細かい学説の対立などが記されており、少なくとも行政書士試験対策としては使いづらいものもありましたので、スパイラルカードは情報の整理に役立ちました。
記述式問題対策について
記述式の問題文にはムダな文言は含まれておりません。ですから、どこの部分がどの法文・判例のどの要件にあてはまるのか、を具体的に丁寧に読んでいく必要があります。これは、択一式問題でも同じことです。いい加減に読み飛ばしてしまうと、正解にたどりつけなくなってしまいます。
また、判例学習において、結論を暗記するだけでなく、事案の概要を把握することが事例を読み解く力をつける練習になります。
直前期の学習について
一般知識等の学習は9月下旬からはじめました。市販教材を使いつつスパイラルカードへの情報の集約を行いました。
この時期は、学術書を脇に置き、条文・判例の暗記を完成問題集やスパイラルカードを併用して行いました。実際の問題を使った方が、暗記の能率はかなり上がります。
伊藤塾の受講スタイルとフォローについて
御茶ノ水校ライブクラスでした。通学ですと周りの受験生の様子もわかりますし、勉強のペース作りにもよいです。また、何度でも無料で、PCブースを利用し受講できることがとてもよかったです。
最後に
ぜひ、皆さんも合格されるよう祈念しております。頑張ってください。
(2011年2月・記)