司法書士の学習を活かして1回で合格!手を広げずWEB講義を活用して効率よく学習、短期で合格できました。
T.Hさん(31歳)
受験回数:1回
受講講座:行政書士合格講座基礎力完成マスター(行政法、一般知識等)、中間模試、最終模試
行政書士以外の受講講座:司法書士入門講座本科生
※プロフィールは、2010年度合格時点のものです。
はじめに
私は、海外留学から帰国して女性として自分の人生を生きていくために、資格を持つことがよいのではないかと思い、調べて司法書士を目指すことにしました。昨年の司法書士試験の後も手ごたえを感じられず、このままではせっかく法律の勉強をしたのになんの形も残らずに終わってしまうという危機感から行政書士試験の時期など調べ、まだ目指せると思い勉強をはじめました。
私がとった勉強方法
開始段階の学習について
まず行政書士試験研究センターのホームページで昨年の過去問をプリントアウトし、司法書士試験と重なる科目だけ解いてみました。そこで感じたのは重なる科目は、過去問と条文、テキストは司法書士のもので対応可能であることでした。そして、今ある知識を保つ必要があると感じ、すぐに過去問を購入しました。しかし、受験直後でもあり、もうすでに直前期である試験にやる気が起きず8月になってしまいました。この状況を打開するために、だめでもともとなのだということと1日5 時間それ以外はやらないと決めて自分自身を納得させて挑戦することを決めました。
8月上旬に、伊藤塾で行政書士講座を受けるため、スタッフの方に相談にのっていただきました。伊藤塾の方は、無理にあれもこれもすすめるわけではなく、焦りと不安からいろいろな講座を取ろうとする私に、時間もないので、基礎力完成マスターの行政法と一般知識等と公開模試2回を受講してみてはいかがですかとすすめてくださいました。結果的にその講座を丁寧に受講することで手を広げすぎずに合格できたと思います。
1回目は、倍速でテキストにパワーポイントやメモ、スパイラルカードの番号を全て書き、聴き終えてすぐに志水講師の指摘してくださる過去問を解き、間違えた過去問は、夜寝る前にもう一度解くことにしました。2回目も倍速で聴き、もう一度指摘された過去問を解きました。3回目は、倍速で過去問の指摘された箇所で止めてその部分の肢をチェックするように聴きました。
上記と併行して、全科目の過去問を5回繰り返すことにしました。5回繰り返すといっても1回目は全部解き、2回目は間違えたところだけという具合に繰り返しました。
直前期の学習について
試験の2週間前は、過去問を全部→間違えたところ→全部→間違えたところを繰り返していたため、おのずと何度も間違えたところがわかるのでその部分だけを繰り返しました。テキストとスパイラルカードはよく間違えたところに付箋を貼ってあったのでそこをチェックしました。
伊藤塾の受講スタイルとフォローについて
伊藤塾のインターネット講義は、倍速で聴くことができ、ひとつの講義が30 分くらいになるので効率的でよかったです。だからこそ、試験前までに3 回繰り返すことができたと思います。志水講師の講義はメリハリがついていて、とてもわかりやすかったです。受講生が混乱するところをしっかり把握されており、丁寧に解説してくださいました。
最後に
私は、本試験会場で消しゴムを出し忘れるということをしてしまいました。すごくドキドキしましたが、伊藤塾の講師の方がおっしゃる予期せぬハプニングは必ず起こるという言葉を思い出し、落ち着いて解き続けることができました。
今、思い返すと一生懸命に勉強した3ヶ月ほどの間、心がけたことは基礎的知識と過去問知識に穴をあけないことでした。これから行政書士を目指すみなさんは、伊藤塾の講師の方々を信じ、手を広げないことを心がけて頑張ってください。伊藤塾はとても丁寧でフォロー制度も充実していると思います。
最後に司法書士試験、行政書士試験でお世話になった講師の方々、伊藤塾スタッフの方々、そして、近くで見守り支えてくれた家族・友達には大変お世話になり本当にありがとうございました。私ひとりの力では合格できなかったと思います。嬉しくて感謝の気持ちでいっぱいです。
(2011 年2月・記)