前年100点だった私が204点で合格できた理由
矢口 輝明さん(45歳)
◆受 験 回 数/4回
◆受 講 講 座/行政書士合格講座、最後の最後の総整理など
※プロフィールは、2011年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
仕事上、地方公務員の方と接する機会が多く、中途半端な法律知識では通用しないと感じ、基礎から勉強する必要を痛感しました。書店で伊藤塾の「うかる!行政書士総合テキスト」(日本経済新聞出版社)を手にしたのが行政書士試験との出会いでした。初年度は、独学でまずまずの点を取って過信したのが失敗で、2年目の受験では成績を下げてしまいました。そこで、3年目は伊藤塾に入塾しインターネットで講座を受講し、4年目は通学で「行政書士合格講座」を受講しました。
受験勉強中に、辛かったこと・嬉しかったこと
3年目の夏にはビジネス実務法務検定試験2級に合格し、もう楽勝の気持ちになってしまいました。ところが、本番の試験では、一般知識等で基準点に届かず、総得点100点という結果となりました。
毎年受験するたびに点数が下がり続け、自分はもう一生合格できないのではないか?と自暴自棄になった4年目に、坂本講師のアドバイスによって、今までの自分自身を見つめ直すことができ、受講に踏み切りました。
私がとった勉強法
(1)開始段階の勉強法について
坂本講師の合格体験談を聞いた際に、テキストにマーカーや付箋がとても上手にされており、自分との学習差を歴然と感じました。そこで、初学者のつもりでテキストの基礎からやり直しました。わかっているつもりでも、実はしっかりと記憶していないことが多く、志水講師がよくおっしゃっていた「たくさんの知識よりも基礎知識を正確に覚えることが大事だ」という言葉を身にしみて感じました。まさに志水講師の講義は、その大切な基礎知識を丁寧、かつ、語呂合わせを上手く使いながら、教えてくださった素晴らしい講義でした。
(2)直前期の勉強法について
新しい知識は、とにかく入れないようにしました。理解しているところは、忘れないように軽く確認程度にとどめ、間違った部分を何度も繰り返して、不安要素をなくしていきました。
そして、試験一週間前の「最後の最後の総整理講義」を受講しました。そこでは、平林講師のテンポの良い講義で適度な自信を持つことができました。また、この講義で配付された岡講師のレジュメと志水講師直筆の応援葉書をお守りとして試験会場に向かいました。
(3)総論「私の合格ポイントと反省ポイント」
行政法で高得点(16/19)できたのが勝因とみています。基礎が重要なのだということを再認識しました。記述式については、特別な対策はいらないと考えています。基本的な条文や用語の定義又は要件をしっかり記憶し、記述できれば点数はもらえると実感できたからです。
自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー
インターネット講義は、講義中、聴き漏らしたことや誤って書き写していた箇所などを修正するのに、大変重宝しました。
私は小心者なので、あまり個別指導やフォローを活用しませんでしたが、活用できるものは活用したほうが得策だと思います。まわりから見ていても、講師やスタッフの方が受験生に親切丁寧にフォローされていました。
最後に
前年の本試験で100点だった自分が、今年の本試験で204点というダブルスコアで合格できたホップ・ステップ・ジャンプの一年でした。これも伊藤塾のカリキュラムを信じ、志水講師の「震災があっても勉強できることに感謝しないといけない」という言葉を胸に刻みながら、勇気を持って勉強し続けられた結果だと感謝をしております。
こんな私でも合格できるということを実証できた訳ですから、受験生の皆さんも伊藤塾で真摯に学べば、必ず栄光をつかむことはできると思いますので、これからも頑張ってください。友よ!応援しています。GIVE ME FIVE!