ブランクがあいたとしても、続けていくことが大切です

  WEB受講で合格

下田 真理子さん(46歳)
 

合格者イラスト
主婦兼自営業
◆受 験 回 数/4回
◆受 講 講 座/行政書士ペースメーカー講座、条文得点力アップ講義(現:条文徹底解析講義)、早起き特訓 など
 
※プロフィールは、2011年度合格時点のものです。

行政書士との出会い

 子育てが一段落し、日中の空き時間を利用して、何か資格をとろうと考えました。以前、法律事務所に勤務しており、裁判所に提出する書面の作成などをしておりましたので、行政書士が、一番身近に感じました。 伊藤塾は、司法試験で有名でしたので、かねてから入塾したいと思っておりました。あいにく、日程の都合がつかず、在宅でも受講可能な、インターネット講義があることを知り、入塾しました。

受験勉強中に、辛かったこと・嬉しかったこと

 受験勉強自体は、楽しく、辛いと思うことはありませんでしたが、身の程知らずの試験を目指しているのではないかという悩みは、常につきまといました。
 震災直後の志水講師のお話は、今でも忘れられません。勉強を続けさせてもらえる自分の境遇に、感謝すると同時に、励みになりました。

私がとった勉強法

(1)開始段階の勉強法について 
  行政書士ペースメーカー講座のパンフレットの、「模擬試験を9回受けるなど、やってはいけないことを沢山していました」という合格者のコメントに惹かれ、行政書士ペースメーカー講座を受講しました。
 5月に母が入院し、看病のため、ほとんど勉強が進まない状況でした。今年は、受験は見送ろうかなと思いましたが、志水講師の熱い講義を聴いていただけだったのに、中間模擬試験が思ったより良かったので、9月になってから、志水講師の条文得点力アップ講義を受講しました。行政法と民法は、そのテキストをざっと5~6回読みました。それが本試験での助けになりました。
 民法の問題集にほとんど手をつけていなかったので、同時に平林講師の「完成問題集完全マスター」(現:択一解法マスター)を受講しました。過去問を一問ずつ取り上げ、細かく解説してくださる講義は、初めてでしたので、理解力がかなり深まりました。講義の最後に、「30回は繰り返してください」というお話がありました。今更ながらに、自分の甘さを思い知らされ、9月中に30回繰り返ししました。

(2)直前期の勉強法について 
 直前期に、今までと同じ過ごし方をしていたら、同じ結果に陥ると思い、10月に早起き特訓に参加しました。ずっとインターネット受講でしたが、直前期に講師の方々の熱のこもった生の講義を聴くことができ、お力をいただいたという気がします。講義の中で誤って覚えていたことや、忘れていたことなどを、再確認できたこともよかったです。また、宇山講師のカウンセリングを受け、ためになるお話が沢山聞けました。

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー

 インターネット受講でしたが、個別フォローや、メールでの質問などを利用することは、全くありませんでした。今思えば、もっと積極的にゼミに参加したり、カウンセリングをたくさん受け、アドバイスをいただいていればよかったと、後悔しております。

最後に

 今後は、まだ仕事の全体像を把握しているわけではありませんので、実務の講座などを受講しながら、ゆっくりと模索していきたいと考えております。この4年間で祖母の介護なども経験しましたので、後見業務などを中心に、地域に根ざした活動ができれば、と考えております。
 私世代の年齢になりますと、自分の意図しない理由で(例えば、介護や子供の受験、学校行事などなど…)勉強を続けることが困難になる出来事が、たくさんあると思います。そのような状況の中でも、毎日でなくても、たとえブランクがあいたとしても、続けていくことが大切だと思います。続けてさえいれば、きっと合格に辿り着けますから。