私が合格できたのは、伊藤塾の講師の方々、合格者の方、塾の仲間のおかげです
松澤 智子さん(33歳)
◆受 験 回 数/7回
◆受 講 講 座/行政書士合格講座、直前講座フルパック、行政書士ペースメーカー講座 ※プロフィールは、2011年度合格時点のものです。
行政書士との出会い
私には障害をもつ家族がおり、日頃から「いざという時に家族を支えられる資格」はないかと思っていた中、法律資格の登竜門といわれる行政書士試験を知り、興味をもったのがきっかけです。
私は、法律についてはまったくの初学者でした。はじめは市販のテキストなどで独学をしていましたが、本試験のレベルの高さ・いかに効率よく学習するかの大切さを感じ、志水講師の講座説明会に参加しました。そこで講師の熱意と、塾生同士の仲の良い雰囲気が伝わってきて、受講しようと決意しました。
受験勉強中に、辛かったこと・嬉しかったこと
何年も170点台の壁を乗り越えられなかった私は、合格者にはあって自分に足りないものは何か、を日々思い悩み続けていました。
平成22年度の不合格通知の後、半ば諦めかけていた私をもういちど奮い立たせてくれたのは、伊藤塾の講師の皆様、そして自分と目標を同じくする伊藤塾の仲間の存在であり、講師・仲間なくしては今回の合格はありませんでした。
私がとった勉強法
(1)開始段階の勉強法について
移動中にスパイラルカードや、自分の苦手な箇所のテキストをその部分だけ切り離して持ち歩いて読んでいました。また、ライブ講義の翌日以降に再度インターネット講義を1.5~2倍速で聴講していました。直前期においても、家事をしている時にインターネットをつけて講義を流し、目で画面を見なくても何となく耳に入るようにしていました。
(2)アウトプットの訓練について
過去問・セレクト問題を繰り返し解きました。ただ順番にやみくもに解くのではなくて、問題をテーマ別に並び替えてファイルに綴じ、間違えたところ・重要度が高いところを中心に繰り返しました。そして時間をあけて解いても正解する問題は徐々に切り離し、直前期にはもともとの問題数よりも減らしたものを繰り返し解いていきました。
(3)直前期の勉強法について
インプット:アウトプットが6:4くらいでした。直前期はとにかく時間がないので、中間・最終模試で判明した自分の苦手なテーマで、しかも行政法・民法をメインに繰り返し復習していました。民法については直前だからこそ、基本に返り、テキストの読み込み・講義を再度視聴しました。行政法はスパイラルカードでとにかく暗記できるものを頭に詰め込んでいました。
記述に苦手意識があったのですが、志水講師の「記述対策の前にまず択一対策」という言葉を信じ、記述対策には特に時間をかけず、直前講座の記述対策講座を受講したのみでした。
(4)総論「合格ポイントと反省ポイント」
平成22年度までの私はとにかく与えられたものをソツなくこなすことで合格できると勘違いしていました。まるで重箱の隅をつつくくらいの勢いでとにかく「暗記」するといった、今思えば大間違いな勉強方法をとっていました。大事なことは、まず各テーマを大きな視点で全体を捉え、重要度に沿って「理解する」ことです。私のように複数回受験し「こんなに頑張っているのに何が自分に足りないのか」と悩んでいる方もいると思います。過去問を解いた回数など形に捉われることなく、「基礎」や「条文の趣旨を理解する」ことを意識し学習をすれば、合格に確実に近づきます。
自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー
平成22年度の合格発表直後と、中間模試の直後、最終模試の直後には志水講師のカウンセリングを利用し、自分の主観的な学習計画と講師から見た「私に必要な学習ポイント」を照らし合わせ、そのギャップを埋めるようにしました。
最後に
私が合格できたのは、伊藤塾の講師の方々、合格者の方、塾の仲間のおかげです。3年間私をずっと支えてくださった志水講師、勉強からプライベートまでいろいろな相談にのってくださった築山講師、スランプの私の話をとことん聞いてくださった岡講師、民法の考え方を教えてくださった平林講師、試験日前日に動揺していた私を気分転換に散歩に連れ出してくださった宇山講師、過去問対策を教えてくださった坂本講師。そして、私が合格し、自分のことのように喜んでくれた塾の仲間。本当にありがとうございました。 合格体験記を読んでいる皆様も、伊藤塾のすばらしい講師の方々のもとで素敵な仲間をつくって、仲間みんなで合格を勝ち取ってください!
受験勉強中の思い出
▲志水講師と一緒に。講座最終日、本試験まで一人孤独に勉強することが不安で、一緒に写真を撮っていただきました。ちなみに、自分の苦手な民法177条のスパイラルカードを開いて激写!
▲直前期は命の次に大事な「スパイラルカード」。写真は苦手な民法のカードです。加工して、自分だけのカードを作りました。