伊藤塾講師の指導に素直に従えば、必ず合格を勝ち取れる!
花房 千尋さん(29歳)
◆受 験 回 数/3回
◆受 講 講 座/行政書士プログレッシブ講座、公開模試パック ※プロフィールは、2011年度合格時点のものです。
行政書士との出会い
大学の生協にパンフレットが置いてあったので伊藤塾のことは知っていました。法律系資格を専門にした受験指導校でしたので友人との会話においても『伊藤塾』があがっていました。大学卒業後法律事務所での仕事をしていくなか『私も資格を持って働きたい』という気持ちを持つようになり、独学で学習を始めたのですが行政法総論を学習した際にイメージをつかむことができなかったので、伊藤塾に入塾しようと決めました。
受験勉強中に、辛かったこと・嬉しかったこと
辛かったことは、私は仕事を辞めて資格試験取得を目指したので『将来について不安感』は常にありました。また、同年代の友人が次々と結婚・妊娠という人生の様々なイベントを迎えていくのを目の当たりにし、「本当に私は勉強にこの時間を費やして良いのか?」という焦りを持ちました。しかし、「自分の人生。主役は私だ!」と他者との比較をやめたときに不安感と上手に付き合えるようになっていきました。
嬉しかったことは、受験直前期には私が勉強に集中できるようにと家族が静かな環境を作ってくれたり、勉強を頑張ったご褒美に大好物の『たい焼き』を買って来てくれたりと、とても気を遣ってくれました。また、アルバイト先の社員の方が私の資格取得を応援してくださり、『合格祈願』のお守りをいただきました。
私がとった勉強法
(1) 開始段階の勉強法について
知識の定着(インプット)については参考書の各章を最初に読んで疑問な点があってもその点で立ち止まらず、最後まで読みきるようにしました。その後、2、3回目に読み直しをする際に、疑問点について理解できるまで何度も読んだりイメージ図を描いたりして問題を解くようにしました。
勉強を始めた最初の段階では勉強している分野の問題を一通り解こうと考え問題集に向かっても、すぐに間違え、わらないところにぶつかってしまいます。私は、すぐに『やる気』や『集中力』が続かなくなってしまいました。そこで、簡単な問題から解き自分のテンションを上げ、集中力を高まったところでBランク問題や見直し問題などを解くようにしました。
志水講師が学習の最初に注意事項として挙げてくださっていた「言葉の定義を大切に」という意味を重く受け止めていなかったので、用語の定義を問う問題や行政法総論部分を試験直前期まで漠然的にしか捉えることしかできなかった気がします。今回の本試験を受け、行政法や民法の記述式問題で用語の定義を問う問題が出題され、私はその問題を落としていまい、もっと用語の定義などの学習を大切にすれば…と実感しました。
(2) 直前期の勉強法について
直前期の勉強法として、2か月前から必ず試験時間の午後1時から4時まで模擬試験や過去問題を解くようにしました。どの教科にも偏らないように毎日全教科に目を通しました。
(3) 総論「私の合格ポイントと反省ポイント」
私は自信を持って「私、こんなに勉強して合格しました」と声高に言うことができませんので、反省ポイントについてお伝えしたいと思います。
( i ) 時間をある程度自由にコントロールできる場合、時間があると自分に甘えてしまうのでスケジュール管理や自己管理をしっかりすること。
( ii ) インターネットなど自宅学習の場合には、講義を受けていても通学受講の人達より集中力を保てず講義を眺めているだけになってしまうことがあるので、通学受講ができるなら通学での受講形態をおすすめします。
( iii ) 模試などだけ受験指導校にお世話になっている場合
模試だけでは、今年の試験で出そうな部分や傾向がまったくわからず自分で調べることになり、時間のロスが多くなってしまいます。今年一年で絶対に合格を掴み取ろうと考えているなら伊藤塾へ通学し、伊藤塾講師の指導に素直に従えば、必ず合格を勝ち取れると思います。
自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー
インターネットで模擬試験解説や「明日の行政書士講座」を受講させていただきました。私は、自分を甘やかすことが大好きなので行政書士試験の勉強期間中、何日も勉強から離れてしまったことがありました。そのとき、「明日の行政書士講座」で行政書士として働いている各先生のお仕事の話を聴くことにより、自分も行政書士の資格を持って社会で働くことを現実にしたいと思い、勉強に向かうきっかけになりました。
最後に
伊藤塾の講師・事務局の方々へ、親身になって受験生の一人ひとりの相談に耳を傾けてくださり、本当にありがとうございました。各講師の勉強していた当時の話やスケジュール帳の使い方、どういう風に問題を読み取って考えればいいのかなど、私には刺激的でした。また、別の講座でお世話になった際は、どうぞ宜しくお願い致します。
受験勉強中の思い出
▲アルバイト先の方からいただいたお守り
▲直前期に役立った伊藤塾の予想論点