WEB講義で自分のペースで学習できました
小島 祐治さん (31歳)
◆受 験 回 数/5回
◆受 講 講 座/行政書士合格講座、行政書士ペースメーカー講座 ※プロフィールは、2011年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
私が行政書士を目指したきっかけは、父親のすすめでした。宅地建物取引主任者を取得し、次のステップとして行政書士を目指しました。民法は宅地建物取引主任者で勉強した知識があったため、行政書士も有利だろうと自信を持って受けましたが、平成15年度、平成16年度と不合格。しばらく他の資格取得に時間をかけ、業務も忙しくなり、受験する気力がなくなりかけていた頃、独学で共に頑張っていた友人が伊藤塾に入塾し、合格したとの知らせを聞きました。そして自分も、もう一度やってみようと思い、伊藤塾への入塾を決めました。
受験勉強中に、辛かったこと・嬉しかったこと
勉強を毎日継続するというのは、時間のない時もあり、辛かったです。
私が辛いなと思った時期に講義を聴いていると、志水講師が「この時期は受験生が辛くなる時期です」と、その時の私にぴったりのアドバイスや励ましの言葉をかけてくださり、モチベーションを保つことができました。
試験直前の不安な時期には伊藤塾から応援の電話があり、普段一人で勉強していた私にとっては、話を聴き、アドバイスをしていただいたことがすごく励みになりました。家族をはじめ、伊藤塾の方々、周りの人に支えられ勉強できているんだなと実感でき、良い精神状態で試験当日を迎えることができました。
それでも、1年目は択一が1問分足らず、悔しい思いをしました。1年間、勉強を一番に考え、時には身勝手な行動や態度で家族や周りに迷惑をかけたので、2年目はどうしようかと考えましたが、家族や周りの人がもう1年頑張ることを応援してくれたので、諦めず頑張ることができました。
私がとった勉強法
(1)開始段階の勉強法について
インターネットで受講していましたので、朝起きてからと、寝る前の時間を使って講義を聴いていました。初めの頃は講義を予定通り聴いて学習するだけで、復習にかける時間があまりありませんでした。それでもできるだけ早くから問題演習に取り組むようにして、インプットとアウトプットを意識して繰り返すようにしていました。まずは択一式の問題を取れるようにと、記述式の事はあまり考えず、過去問題や答練の問題を繰り返し何度も解きました。
1年目は不合格でしたが、本試験では伊藤塾での教えを思い出し、落ち着いて問題にあたることができました。本試験では学習したところがいくつも出題されており、驚きながら問題を解いていました。ただ、直前期に焦りがあり手を広げてしまったことで、基礎がおろそかになっていたと思います。本試験自体は思ったより難しいと感じなかったのですが、やはり記述式問題で論点がずれて、思ったように点が伸びませんでした。
2年目はペースメーカー講座を受講しましたが、1年目より勉強時間がなかなかとれず、講義を聴いていくだけで精一杯でした。しかし、1年目の失敗があったので、あせらず基礎を固めることに時間をかけるようにしました。
直前期には民法条文得点力アップ講義を受講しましたが、そこで、改めてこの時期に重要なテーマを自分が理解していないことに気づくことができ、本試験で同じテーマが問われた時も自信を持って答えることができました。
(2)直前期の勉強法について
直前期には講師の方が何度も「手を広げないように」と仰っていました。特に一般知識等科目は不安で色々な問題にあたりたくなりましたが、その思いを切り捨て、基本問題や伊藤塾で学習した問題だけを復習することに徹しました。基本を大切にした結果、合格に結びついたと思っています。
自宅での学習
インターネット講義の良いところは、繰り返し聴いたり、時間のない時に倍速で復習をすることが、自分のペースでできるところです。一度講義を聴いたところは、音声ダウンロードで仕事の移動中なども常に聴き、時間のない時でもできるだけ毎日、法律に触れるように心がけていました。
毎日自宅で勉強していましたので、集中できないときは気分をかえて図書館で音声を聴きながらテキストで学習する時もありました。
最後に
行政書士試験の合格は長い道のりでした。今回試験に合格したことで何事も諦めなければ目標が達成できるのだなということを学び、自信がつきました。業務についてはこれから学んでいきますが、受験していた頃の気持ちを忘れず、日々精進したいと思います。
これから受験される方へ…学習を継続していると辛い時期もありますが、伊藤塾を信じて学習すれば必ず目標を達成できます。頑張ってください。
最後になりましたが、合格まで支えてくださった講師、スタッフの方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
受験勉強中の思い出
▲本試験直前に届いた志水講師からのメッセージ。
▲テキストにはメモやパワーポイントを貼り、情報の一元化に努めました。